被爆樹木二世 広島大学東広島キャンパス
提供: 広島大学デジタル博物館
被爆樹木二世 広島大学東広島キャンパス
被爆樹木について
広島は第二次世界大戦末期に原子爆弾で破壊されました.原爆投下によって街は破壊されましたが,生育していた植物で生き残ったものが少なからず存在します.被爆樹木としてはアオギリやクスノキ,カキノキ,桜などが知られています.これらの植物を挿し木や種子で増やしたものが各地に配付されています. 広島大学は,東広島キャンパスへの移転前に広島市内にキャンパスが分散していました.旧理学部1号館をはじめ,大学全体が原子爆弾による被害を受けた歴史があります.東広島キャンパスには被爆桜が,霞キャンパスには被爆アオギリの二世がそれぞれ植栽されています.東広島キャンパスにはサクラの他にも被爆樹木の二世が植栽されています. 平和を標榜する広島大学として,大切にして頂きたいと思います。
東広島キャンパスの被爆樹木二世一覧
アオギリ
- 広島市登録樹木 E13b23-01
- 本部の前に植栽されている.
イチョウ
- 広島市登録樹木 E13a2501
- ミライクリエ周辺に5本植栽されている.
エノキ
- 広島市登録樹木 S05a6-01
- サタケ広場やぶどう池周辺に植栽されている.
カキノキ
- 広島市登録樹木 S05a6-11
- 教育学部周辺やぶどう池周辺に植栽されている.
クスノキ
- 広島市登録樹木 N22a28-01
- 教育学部周辺に植栽されている.
クロガネモチ
- 広島市登録樹木 N09a11-01
- 教育学部周辺に植栽されている.
シダレヤナギ
- ぶどう池周辺に植栽されている.
ソメイヨシノ
- 広島市登録樹木 S10b14-01
- 教育学部周辺に植栽されている.
- 被爆桜として国際の森にも植栽されている.
ナツメ
- 広島市登録樹木 W14b29-01
- ミライクリエ周辺に植栽されている.
プラタナス
- 広島市登録樹木 W12b22-01
- サタケ広場に植栽されている.
ヒロシマエバヤマザクラ
- 広島市江波山にあるヤマザクラの一種
- 国際の森に植栽されている.