ヤマヒョウタンボク
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ヤマヒョウタンボク Lonicera mochidzukiana Makino var. nomurana (Makino) Nakai
シノニム
その他
分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > スイカズラ科 Caprifoliaceae > スイカズラ属 Lonicera
解説
- 図鑑などには記載されていないが,葉の裏面に特殊な白点がある.
- 果実は2個の子房が融合したひょうたん形で赤色.
- 中井・小泉(1922)は「本島(安藝,宮島)」 と産地を挙げており,当時,本州では宮島が唯一の産地であったようである.
- 現在,本種の生育は宮島では確認されていない.
花期
- 花は6月で白色.
分布・産地・天然記念物
分布
- 広島県では,島嶼部から吉備高原面に稀に分布し,渓谷や岩海など岩の多い所に生育している.
産地
天然記念物
標本
- 宮島(yd-134760:土井美夫標本,採集:越智才平1928年),廿日市市黒折(km-6017),向原町大土山(mt-1620),三良坂町野竹(kk-5115),三次市山家(yy-15450)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
英名
広島県方言
備考
- 広島県RDBカテゴリ: 絶滅危惧Ⅱ類(VU)
- 環境庁コード: 52830
- 県RDB
文献(出典)
- 中井・小泉(1922),乾・本田(1930),関ほか(1975),環境庁(1979),土井(1983),関ほか(1994),広島県(1995),関ほか(1996),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
引用文献
- 中井猛之進・小泉源一.1922. 大日本樹木誌,巻之壱.511 pp. + 28 pp. 成美堂書店,東京.
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