マツバハルシャギク
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マツバハルシャギク Helenium tenuifolium Nutt.
シノニム
その他
分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > キク科 Asteraceae(Compositae) > マツバハルシャギク属 Helenium
解説
- 北アメリカ原産の帰化植物で一年草.
- 呉湾の倉橋島よりに三ツ子島があるが,ここは塩の保税地となっており,外国から輸入された塩が一時的に野積みされ,白い山が遠望される.この塩の大部分は,メキシコのバハ・カリフォルニアから天日製塩が輸入されている.1982年6月7日に太刀掛優・久藤広志・関太郎は,特別許可を得て,三ツ子島を調査した.その結果,塩の野積みの周辺にマツバハルシャギク,ヤナギハナガサなどが群生しているのを見いだした.
- これらの帰化植物は,多分,塩とともにメキシコからもたらされた可能性が高い.
花期
分布・産地・天然記念物
分布
- 北九州市小倉に,1958年,侵入が確認されたが,その後消滅した(長田1976).
産地
天然記念物
標本
- 呉市三ツ子島(ts-820607)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
- イトギク
英名
広島県方言
備考
- 環境庁コード: 57943
- 帰化
文献(出典)
- 広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
引用文献
- 長田武正.1976. 原色日本帰化植物図鑑.425 pp. 保育社,大阪.
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