ツルニチニチソウ
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ツルニチニチソウ Vinca major L.
シノニム
その他
分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > キョウチクトウ科 Apocynaceae > ツルニチニチソウ属 Vinca
解説
- 南ヨーロッパ原産で,園芸植物としてもたらされ,現在では各地で野生化している.生育が旺盛なことに加え,花を観賞するために意図的に残されていることもあるようで,在来種を脅かす存在になっている.吉野は1978年に東広島市八本松の人家付近で採集しているが本編では取り上げていない.
- キョウチクトウ科の常緑蔓植物.
- 葉は対生で,植物体を切ると乳液状の白い汁が出る.
- 花期は2-8月で,花は合弁花で青紫色.萼は線形.
- 柱頭の先端に3枚の円盤状構造があり,先端に有毛の突起物をもつ.雄しべは有毛で花筒の内側につく.
- アルカロイドを含み有毒.
- 地中海原産で園芸で利用される.
花期
- 2-8月に開花し,花は青紫色.
分布・産地・天然記念物
分布
産地
天然記念物
標本
- 東城町(hmn-t-2765),東広島市(yy-3611),広島市佐伯区(hbg-16991)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
- 蔓日々草
- 別名はツルギキョウ.ただし,キキョウ科に同名が標準和名のツルギキョウCampanumoea maximowicziiがある.
英名
広島県方言
備考
- 環境庁コード: 36232
- 逸出
文献(出典)
- 江塚・松本(1985),広島県東城町植物誌編纂委員会編(2004),世羅ほか(2007),一橋ほか(2009),世羅ほか(2010)
引用文献
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