ツメレンゲ
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ツメレンゲ Orostachys japonicus (Maxim.) Berger
シノニム
その他
分類
維管束植物門 Tracheophyta > 種子植物亜門 Spermatophytina > 被子植物上綱 Angiospermae > モクレン綱(双子葉植物綱) Magnoliopsida > ユキノシタ上目 Saxifraganae > ユキノシタ目 Saxifragales > ベンケイソウ科 Crassulaceae > イワレンゲ属 Orostachys
旧分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > ベンケイソウ科 Crassulaceae > イワレンゲ属 Orostachys
解説
- 本種の基準産地は福山市仙酔島で,1826年にオランダ人H.Buegerによって採集された標本にもとづいて,ロシアのマキシモビッチが新種として発表した.
- 広島県では、 沿岸部から島嶼部の分布域と吉備高原面の二つの分布域があり、 連続していないようである。 沿岸部と内陸部のものは、 形態的に少し差異があるようで、 今後の検討にまちたい。 沿岸部の型は波打ち際に近い岩上に群生し、 葉の色は赤みを帯び幅が広い。 竹原市などでは、 人家の屋根瓦上にも生えている。 一方、 内陸部では渓谷の岩壁に生育し、 時に人家の石垣に生える。 内陸部の型はあまり群生せず、 葉の色も青緑色で幅が狭い。
- シジミチョウ科のクロツバメシジミの食草.
花期
分布・産地・天然記念物
分布
産地
- 広島県福山市仙酔島(基準産地)
天然記念物
標本
- 筒賀村田之尻(yy-8157),山野峡(yy-5826),東城町三坂(sf-5688),甲山町三川ダム(ns-1860),竹原市忠海(ts-791028),上蒲刈島(千才)(ts-960807)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
英名
広島県方言
備考
- 広島県RDBカテゴリ(2003):準絶滅危惧(NT)
- 広島県RDBカテゴリ(2011):要注意種(AN)
- 広島県RDBカテゴリ(2021):選外に
- 環境庁RDBカテゴリ:準絶滅危惧(NT)
- 環境庁コード: 22840
- 環境庁RDB,県RDB
文献(出典)
- Maximowicz(1883),堀川ほか(1959),榎本(1979),井波(1981),広島県(1995),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
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