コガタノゲンゴロウ 広島大学東広島キャンパス

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コガタノゲンゴロウの成虫(メス).東広島市内でも目撃情報が絶えない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 26, 2020)
コガタノゲンゴロウの成虫(メス).後脚をオールのように動かして遊泳する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 26, 2020)
コガタノゲンゴロウの腹面.全体的に暗褐色をしている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 26, 2020)

コガタノゲンゴロウ

和名

学名

  • Cybister tripunctatus lateralis

分類

  • ゲンゴロウ科 Dytiscidae

分布

  • 本州,四国,九州,南西諸島.

解説

  • 南方系のやや大型なゲンゴロウ.
  • 前翅と胸部は黄色く縁取られる.
  • 水生植物の繁茂するため池や水田に生息し,弱った小魚やオタマジャクシ,水生昆虫を捕食する.
  • ナミゲンゴロウに似るが,より小型で腹側が暗褐色をしている.
  • かつては普通種だったが,農薬散布や圃場整備などにより1970年代以降各地で激減した.しかし,近年西南日本を中心に個体数の増加と分布の拡大が確認されている.
  • 東広島市においても,近年の目撃例が増えている.
  • 東広島キャンパスでの個体数は少ない.

備考

参考文献

  • 槐 真史・伊丹市昆虫館. 2013. ポケット図鑑日本の昆虫1400 (2) トンボ・コウチュウ・ハチ. 320 pp. 文一総合出版, 東京.

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