Plagiomnium acutum
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Plagiomnium acutum (Lindb.) T.J.Kop. コツボゴケ
シノニム
分類
Mniaceae
ノート
- 東アジアからヒマラヤに分布し,日本では北海道~琉球の低地~山地で見られる.比較的明るく,適湿な地上,土上をかぶった岩上,倒木上に生える.
- 人家の庭先にもよくみられるふつうの種.
- 雌雄異株.雌植物の茎頂の葉は通常葉より大きくなる.その内側の葉は著しく小さくなり雌苞葉perichaetial leavesと呼ばれる.ふつうその茎頂には10数個の造卵器がある.
- 植物体は匍匐するが,胞子体ができる際は直立する.
- 細胞が大きく,観察に向いている.
- 北日本では本種よりもツボゴケが多い.ツボゴケは本種よりやや大きくて雌雄同株(コツボゴケは雌雄異株)であるので区別できる.
写真
コツボゴケPlagiomnium acutum in Kochi-shi, Kochi, SW Japan(写真:高知市曙町高知大学キャンパス.撮影: 出口博則;4月28日) |
コツボゴケPlagiomnium acutum(撮影: 出口博則) |
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