クスノキ
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(Cinnamomum camphoraから転送)
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クスノキ Cinnamomum camphora (L.) J.Presl
シノニム
その他
- Cinnamomum camphora (Linn.) Sieb.(広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会 1997で採用.)
分類
維管束植物門 Tracheophyta > 種子植物亜門 Spermatophytina > 被子植物上綱 Angiospermae > モクレン綱 Magnoliopsida > モクレン上目 Magnolianae > クスノキ目 Laurales > クスノキ科 Lauraceae > ニッケイ属 Cinnamomum
旧分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > クスノキ科 Lauraceae > ニッケイ属 Cinnamomum
解説
- 沿岸部から島嶼部に分布し,寺社にしばしば大木がある.
- Kameyama et al.(2017)により,日本と中国・台湾のクスノキの間に遺伝的分化があることが示されている.
花期
分布・産地・天然記念物
分布
産地
天然記念物
- 尾道市長江 艮(うしとら)神社のクスノキ群(広島県天然記念物,1988年に指定):広島県内最大級の巨樹あり,樹高40 m程度,1983年に劇場映画化された「時をかける少女」でも登場.
- 糸碕神社のクスノキ(三原市天然記念物 ,1962年に指定):糸崎八丁目.https://www.city.mihara.hiroshima.jp/uploaded/attachment/6470.pdf
- 県天「海田観音免のクスノキ」(海田町),県天「艮神社のクス」(尾道市),東広島市天「二宮神社のクスノキ」,呉市天「八伊和華神社のクスノキ」,三原市天「糸碕神社のクスノキ」[胸高幹囲 13.5m,渡辺新一郎(1996)による1994年の測定,県内最大],竹原市天「楠大明神の楠」,大和町天「下草井,住田のクス」,因島市天「祇園社のクス」; 「天満宮のクス」,大崎町天「原田,元岡邸及び松岡邸,中野光禅寺のクスノキ(3件)」,福山市天「太田神社の大クスノキ」.
標本
- 竹原市黒滝山(yy-4430),広島市桐原(yw-23),府中町多家神社(yw-2090),倉橋島(yw-4247),呉市情島(mt-7069),安浦町安登(mt-10763),廿日市市上平良(yw-7463),仙酔島(sf-4750),三原市赤石(yk-4781),因島(yk-4796),新市町福戸橋(sf-5400),沼隈町臼木山(sf-5719),向島(yk-5861),福山市本谷(sf-6544),内海町当木島(sf-1053),尾道市大山田(yk-1270),新市町宮内(yk-9859)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
- クス
英名
広島県方言
ギャラリー
備考
- 環境庁コード: 16450
- クスノキ(西条キャンパスの植物)
文献(出典)
- 河毛(1974),関ほか(1975),土井(1983),江塚・松本(1985),関ほか(1994),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
文献(引用)
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