ウラジロマタタビ
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ウラジロマタタビ Actinidia arguta (Siebold & Zucc.) Planch. ex Miq. var. hypoleuca (Nakai) Kitam.
シノニム
- Actinidia arguta (Siebold et Zucc.) Planch. ex Miq. var. hypoleuca (Nakai) Kitam.
- Actinidia hypoleuca Nakai(広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会 1997で採用.)
その他
分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > マタタビ科 Actinidiaceae > マタタビ属 Actinidia
解説
- 萼に毛が少ない.
- 葉は小型で長い傾向がある.葉の裏面は粉白色から緑白色で,ややつやがあり細かい脈が目立つ.葉縁には刺状の鋸歯がある.また,主脈上に硬い毛はないが,サルナシ同様,葉腋に毛叢がある.
- マタタビやサルナシに類似するが,ウラジロマタタビは葉の裏面の脈上に毛がない点で区別できる.サルナシでは鋸歯が刺状で細かく葉縁に対して角度があるが,ウラジロマタタビの鋸歯は葉縁に対する角度が浅く,葉の先端に向かって流れる傾向がある.
- 基本変種はサルナシ.キウイフルーツ(オニマタタビまたはシナサルナシ,中国原産)の仲間.
花期
分布・産地・天然記念物
分布
産地
天然記念物
標本
- 広島市安駄山(hh-4736),府中町水分峡(mt-6325),三原市仏通寺(yw-1177),野呂山(mt-8668),庄原市葦嶽山(km-3108),安芸津町三津(hh-6917),東広島市馬木(km-3804),福富町段原山(km-5029),高宮町下式敷(yy-12486),宮島(ts-1293),廿日市市野貝原(yw-9379),双三郡三和町大土山(yy-14699),神之瀬峡(hh-8542),甲山町伊尾(ns-760),世羅町戸張(ns-145),神石郡三和町星居山(mt-16240),総領町黒目(sf-442)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
英名
広島県方言
備考
- 環境庁コード: 20410
文献(出典)
- 河毛(1974),関ほか(1975),府中町生物実態調査団(1988),関ほか(1994),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
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