西宮権現平桜 廣島大學櫻曼荼羅
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ニシノミヤゴンゲンダイラザクラ Cerasus 'Nishinomiya-gongendaira-zakura' [= Cerasus jamasakura 'Nishinomiya-gongendaira-zakura'?]
ニシノミヤゴンゲンダイラザクラ(Nishinomiya-gongendaira-zakura 西宮権現平桜):C. 'Nishinomiya-gongendaira-zakura'
ヤマザクラ群サトザクラ系栽培品種.4月上旬開花.ソメイヨシノよりも花期がやや遅い.一重.花弁は大きく白色,散り際に花の中心に紅色素の脈が出る.花は芳香を持つ.組織培養によって種苗生産.
シノニム synonym
- Cerasus serrulata ‘Nishinomiya-gonngenntairazakura’
解説
- ヤマザクラCerasus jamasakura (Siebold ex Koidz.) H.Ohbaの一品種と考えられている.
- 植栽
- 4月上旬,白色後赤脈の一重の花を咲かせる.
- ソメイヨシノよりも花期がやや遅い.また,枝ぶりがやや粗い.
- 広島大学東広島キャンパスでは,中央図書館と経済学部の中間付近に植栽されている.-> 2019年2月14日から植え替えが始まっています.
- 2000(平成12)年に,当時の山田康之奈良先端科学技術大学院長より広島大学の原田学長あて寄贈されたもの.
広島大学内での生育場所
- 中央図書館周辺→文学部南(東広島キャンパス)
由来
- 名は紀伊富田の権現平という土地にあった「権現平桜」に由来し,後に由来のある西宮市が命名したもの.
- 水上勉の小説「桜守」のモデルとなった桜研究家の故笹部新太郎氏が,その著書の中でこの桜を日本一のヤマザクラと称賛したヤマザクラの一品種である.
- 原木は戦時中の食料増産の折に伐採されたが,西宮市の桜研究家の久野友博氏が伐採前に種子を入手し,自宅の庭で育てていた.その後,西宮市植物生産研究センターが1990(平成2)年7月の開設時に幼苗を譲り受けたものを,山田学長(当時京都大学教授)らの手で,バイオテクノロジーの手法を用いて増殖した.
ニシノミヤゴンゲンダイラザクラ(西宮権現平桜)
基本データ
- 和名・品種名
- 西宮権現平桜
- 読み
- ニシノミヤゴンゲンダイラザクラ
- 開花期
- 4月上旬
- 色
- 白色後赤脈
- 花弁数
- 一重
- サイズ
- 高木
- 樹形
- 場所
- 中央図書→文学部南
- 本数
- 2
ギャラリー
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