植物観察会/KansatsukaiPageMiniLetter376
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ヒコビアミニレター No. 376 (2010年9月28日)
2010年9月25-26日の第500回植物観察会は愛媛植物研究会との合同で,島根県飯石郡飯南町の赤名湿原と琴引山で行われた.1日目の案内は関・吉野.天気は晴のち曇一時雨.1日目の参加者16名.愛媛の参加者と宇品港で合流し,市内の新しい高速道路に乗り,市街地を一気に通過した.赤名湿原の駐車場から歩く.観察道路はよく整備されており,歩きやすい.湿原ではハンノキ林の下に,キセルアザミ,ゴマナ,サワギキョウ,ヒツジグサ,ヌマトラノオ,ヒメシロネなどの花や,タニヘゴ,オオサトメシダなどのシダ植物を見る.エゾシロネとヒメシロネを比較する.そのほか湿原では,ハンカイソウ,ミズオトギリ,ヤマアゼスゲ,イヌウメモドキ,イトイヌノハナヒゲ,ノタヌキモ(?),コウホネ,ミクリの一種,ガマ,コガノトンボソウなどを見た.少し時間があったので,県民の森に移動し,観察を続けた.この森は島根県が整備したもので,県境の指谷山へも上れるようである.林道に沿ってアザミの一種,シシウド,クサコアカソ,アキチョウジ,オオバアサガラ,ヤマトキホコリ,イヌコウジ,オオカモメヅル,アカショウマ,ニシキゴロモ,ユクノキなどを観察する.宿泊は琴引ビレッジ.夜は夕食後,集会室で関先生が今年夏に行かれたモンゴルの自然と植物について,デジカメの画像をテレビに映して説明をしていただいた.
(Y. Yoshino記)
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