ミカワタヌキモ

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ミカワタヌキモ Utricularia exoleta R.Brown

シノニム

その他

分類

維管束植物門 Tracheophyta > 種子植物亜門 Spermatophytina > 被子植物上綱 Angiospermae > モクレン綱 Magnoliopsida > キク上目 Asteranae > シソ目 Lamiales > タヌキモ科 Lentibulariaceae > タヌキモ属 Utricularia

旧分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > タヌキモ科 Lentibulariaceae > タヌキモ属 Utricularia

解説

  • 水面に近い泥上をはい,捕虫のうをつけた水中葉で泥中に固定する.
  • 水中葉はまばらで,越冬芽をつくらない.
  • 県内にあるイトタヌキモのほとんどが外来のオオバナイトタヌキモであり, 本種はタヌキモ類の中でも稀である.
  • 酷似したオオバナイトタヌキモとは, 花の大きさや形態のみで見分けることができる. オオバナイトタヌキモの花は10 mm程度であるのに対して, 本種の花は3 mm程度で小さくノタヌキモの花に似る.

花期

分布・産地・天然記念物

分布

  • 広島県では,吉備高原面の池や溝に稀に分布.

産地

天然記念物

  • 広島県RDBカテゴリ(2003):準絶滅危惧(NT)
  • 広島県RDBカテゴリ(2011):準絶滅危惧(NT)
  • 広島県RDBカテゴリ(2021):準絶滅危惧(NT)
  • 環境庁RDBカテゴリ:絶滅危惧II類(VU)

標本

  • 東広島市宮東(ms-5457),大和町萩原(ns-2020),甲山町摺屋(yy-9970)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

  • イトタヌキモ

英名

広島県方言

備考

  • 環境庁コード: 52190
  • 環境庁RDB

文献(出典)


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