ミカワシオガマ
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ミカワシオガマ Pedicularis resupinata L. var. microphylla Honda
シノニム
その他
- Pedicularis resupinata Linn. var. microphylla Honda(広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会 1997で採用.)
分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > ゴマノハグサ科 Bignoniaceae > シオガマギク属 Pedicularis
解説
- 本変種が広島県に分布することは,1988年に実光紀之によって発見され,下田ほか(1989)によって報告された.
- ミカワシオガマは東海地方の湿原と広島県の湿原に隔離分布しており,ヤチシャジンと同様の分布型を示す貴重な植物である.
- 個体数が少なく,厳重な保護が必要である.
花期
分布・産地・天然記念物
分布
- 広島県では,吉備高原面の湿原にきわめて稀に分布.
- 東海地方の湿原と広島県の湿原に隔離分布.
産地
天然記念物
標本
- 世羅町(yy-9976,同定:山崎敬)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
英名
広島県方言
- ミカワシオガマギク
慣用名
備考
- 広島県RDBカテゴリ: 絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)
- 環境庁RDBカテゴリ: 絶滅危惧IB類(EN)
- 環境庁コード: 50730
- 県RDB
文献(出典)
- 下田ほか(1989),広島県(1995),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
引用文献
- 下田路子・実光紀之・吉野由紀夫.1989. 分布上興味深い広島県世羅台地の湿原植物-ミカワシオガマの新産地など-.植物地理・分類研究 37: 9-14.
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