マテバシイ
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マテバシイ Lithocarpus edulis (Makino) Nakai
シノニム
その他
分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > ブナ科 Fagaceae > マテバシイ属 Lithocarpus
解説
- 暖地に生える常緑高木.広島県内に自生はない.
- 街路樹や公園樹として沿岸部に植栽され,稀に逸出.
- 萌芽性が強く伐採後の成長が早いため,以前は海苔篊(ひび)や薪炭材などに利用する場所もあった.薪炭林として利用されていた場所では,根元から株立ちした樹形のものがみられる.関東では防風のため植栽されて屋敷林として利用される場所もある.
- マテバシイやシリブカガシの堅果(またはドングリ果)は,内部で種子が成長しなくても成長する.
花期
分布・産地・天然記念物
分布
- 関東以西の暖地で広くみられるが,本来の自生は地は九州・琉球と考えられている(四国を含む文献あり).
産地
天然記念物
標本
- 広島市比治山公園(in-81),廿日市市住吉(hu-14),尾道市鳴滝山(yy-12993)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
- マテバ
英名
広島県方言
備考
- 環境庁コード: 11800
- 植栽・逸出
- 広島大学東広島キャンパスのマテバシイ
- 東広島キャンパスのどんぐりのなる樹
文献(出典)
- 広島市植物公園(1994),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
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