ハッチョウトンボ
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ハッチョウトンボ Nannophya pygmaea (Rambur, 1842.)
分類
節足動物門 Arthropoda > 昆虫綱 Insecta > トンボ目 Odonata > 不均翅亜目 Anisoptera > トンボ科 Libellulidae > ハッチョウトンボ属 Nannophya > ハッチョウトンボ Nannophya pygmaea
解説
- 国内では,本州・四国・九州に広く分布するが,産地は限られる.海外では,朝鮮半島,台湾,中国,東南アジア,オセアニアに分布.
- 世界で最も小さいトンボのひとつ.
- 未成熟オスは橙色に黒斑があるが,成熟するとともに全身が赤化する.
- メスは黄色と褐色の縞模様をもつ.
- 雌雄ともに翅の基部に橙色斑がある.
- 海外でも東アジア~東南アジアを中心に広く分布するが,DNA解析では地域によって大きな変異が見られ,複数の種に分かれる可能性が高い.
分布・産地・天然記念物・RDB
分布
産地
天然記念物・RDB
- 広島県RDBカテゴリ(2003):絶滅危惧II類(VU)
- 広島県RDBカテゴリ(2011):絶滅危惧II類(VU)
- 広島県RDBカテゴリ(2021):絶滅危惧II類(VU)
- 環境省RDBカテゴリ:該当せず
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
英名
広島県方言
備考
ギャラリー
生態写真
その他
モウセンゴケに捕虫されるハッチョウトンボ(広島県東広島市; 撮影:有村拓真, Jun. 9, 2023)
関連ページ
参考文献
- 尾園 暁・川島逸郎・二橋 亮. 2012. ネイチャーガイド 日本のトンボ. 531 pp. 文一総合出版, 東京.
更新履歴
- 2016.07.26 ページ作成.
- 2017.01.09 写真・解説追加.
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