ノボロギク
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ノボロギク Senecio vulgaris L.
シノニム
その他
- Senecio vulgaris Linn.(広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会 1997で採用.)
分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > キク科 Asteraceae(Compositae) > キオン属 Senecio
解説
- ヨーロッパ原産の帰化植物で1年草.
- 明治時代に日本に渡来した.長田(1976)は「今は所によっては少なくなりつつある」と述べているが,広島県では,近年,増えつつあるようで,とくに道路の中央分離帯などの植え込みに多い.
- 広島市理科主任会植物部会(1936)の「廣島市植物便覧」には本種は載っていないので,戦前にはなかったものであろう.
- 本種は食用になるといわれるが,一方,有毒という説もあるので注意を要する.
- 本種にはアルカロイドを数種含有し,ヨーロッパでは歯痛の薬にするという.
花期
分布・産地・天然記念物
分布
- ヨーロッパ.
産地
天然記念物
標本
- 廿日市市住吉(hu-272),広島市船越(in-4744),府中町本町(yw-4157),熊野町重地(yw-9042),豊島(yy-12111),本郷町広島空港(yk-6555),安芸津町風早(ts-970112),甲山町別迫(yk-9571),尾道市福地(yk-6224),因島(yk-5978),神石郡三和町さんわの森(sf-7412),仙酔島(sf-7653)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
- ノボロ
英名
広島県方言
備考
- 環境庁コード: 59730
- 帰化
文献(出典)
- 呉市教育委員会(1971),河毛(1974),山下(1977),橋本ほか(1980),渡辺ほか(1996),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
引用文献
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