ダイセンミツバツツジ
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ダイセンミツバツツジ Rhododendron nudipes Nakai subsp. niphophilum Yamaz. var. lagopus (Nakai) Yamaz.
シノニム
- Rhododendron lagopus Nakai[広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)で採用.]
その他
分類
維管束植物門 Tracheophyta > 種子植物亜門 Spermatophytina > 被子植物上綱 Angiospermae > モクレン綱(双子葉植物綱) Magnoliopsida > キク上目 Asteranae > ツツジ目 Ericales > ツツジ科 Ericaceae > ツツジ属 Rhododendron
旧分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > ツツジ科 Ericaceae > ツツジ属 Rhododendron
解説
- Nakai(1926)は本種の新種記載にあたって,宮島産の標本(早田文蔵,1913年)を引用している.
花期
- 花は,コバノミツバツツジよりやや遅れて,4月中~下旬に開花し,色は濃く,花冠の下部裂片は大きく開き,先端が角張っている.
分布・産地・天然記念物
分布
- 広島県では,吉備高原面から中国山地の高所まで広く分布し,島嶼部では宮島の高所にわずかに見られる.沿岸部にはほとんどないが,大竹市玖波や呉市二級峡では海抜90mくらいの低地に分布している.
産地
天然記念物
標本
- 吉和村中津谷(yw-1688),宮島(ts-2207),芸北町大仙原(mt-6488),千代田町寺原(yy-11440),筒賀村竜頭峡(yy-6494),湯来町大峯山(mt-7749),豊平町竜頭山(yy-6529),大朝町雉子の目山(mt-15691),佐伯町虫道(yy-6605),滝山峡(yy-7226),川尻町森(yy-5029),廿日市市黒折(yw-6160),広島市瀬谷(yw-1272),福富町段原山(km-5265),呉市二河峡(mt-11216),本郷町用倉(yy-12857),美土里町上平山(hh-5347),口和町八国見山(hh-4683),猿政山(mt-12896),高野町木地山川(yy-12764),庄原市葦嶽山(mt-7869),東城町三国山(mt-8070),神之瀬峡(yw-10826),西城町三坂(hn-1134),比婆山(yy-9604),比和町釜峯山(kk-2778)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
- ダイセンミツバ
英名
広島県方言
備考
- 環境庁コード: 41740
文献(出典)
- 高木(1931),堀川ほか(1959),広島県民の森(1972),土井(1983),井波(1985),吉野(1989),Yamazaki(1996),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
引用文献
- Nakai, T. 1926. Notulae ad plantas Japonicae et Koreae XXXII. Bot. Mag. Tokyo 40: 463-495.
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