タカチホヘビ
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タカチホヘビ Achalinus spinalis
分類
動物界 Animalia > 脊索動物門 Chordata > 脊椎動物亜門 Vertebrata > 爬虫綱 Reptilia > 有鱗目 Squamata > ヘビ亜目 Serpentes > タカチホヘビ科 Xenodermatidae > タカチホヘビ属 Achalinus > タカチホヘビ Achalinus spinalis
解説
- 日本国内では本州・四国・九州,国外では中国東部に分布する.
- 人目に触れることが極めて少なく,広島県では,10例程度の記録しかない.
- 鱗は光の加減で虹色の光沢を放つ.
- 胴が丸く,尾下板が1枚で,腹面から見るとミミズのように見える.
- 背面の鱗は粒状に丸く盛り上がり,他のヘビのように重ならず,鱗と鱗の間の皮膚がむき出しのため乾燥に大変弱い.
- 山地の湿り気のあるガレ場や落ち葉の溜まり,石や倒木の下などで見付かっており,ほとんど地中に潜ってミミズを主に餌として生活しているらしい.夜間や雨天に地上に出ていることがあるらしいが夜行性というわけではない.
天然記念物・RDB
- 広島県RDBカテゴリ(2003):準絶滅危惧(NT)
- 広島県RDBカテゴリ(2011):準絶滅危惧 (NT)
- 広島県RDBカテゴリ(2021):準絶滅危惧(NT)
- 「広島市の生物」(広島版レッドデータブック):情報不足
- 環境省RDBカテゴリ:なし
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
英名
- Japanese odd-scaled snake
広島県方言
- なし
備考
参考文献
- 比婆科学教育振興会(編). 1996. 広島県の両生・爬虫類. 168 pp. 中国新聞社, 広島.
更新履歴
- 2015.11.27 ページ作成.
- 2016.01.25 写真追加.
- 2016.01.27 解説追加.
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