ソメイヨシノ
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ソメイヨシノ Cerasus ×yedoensis (Matsum.) Masam. & S.Suzuki 'Somei-yoshino'
シノニム
- Cerasus x yedoensis (Matsum.) A.V.Vassil.
- Prunus x yedoensis Matsum.[広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会 1997で採用.]
その他
分類
維管束植物門 Tracheophyta > 種子植物亜門 Spermatophytina > 被子植物上綱 Angiospermae > モクレン綱 Magnoliopsida > バラ上目 Rosanae > バラ目 Rosales > バラ科 Rosaceae > サクラ属 Cerasus
旧分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > バラ科 Rosaceae > サクラ属 Prunus
解説
- 里桜の代表的なものであり,オオシマザクラとエドヒガンの交配でできた品種.人為的に作出された説と自然にできた説がある.
- 北海道や琉球列島を除く日本各地に広く植栽されている.明治以降,街路や堤防,公園などに植栽されている.日本以外でもワシントンなどにも植栽されている.
- 展葉に先駆けて開花する.花は,花弁が5枚,雌しべ1本,雄しべ約30本で,サクラ属では一般的なもの.
- 不稔で果実は成熟しないが,稀に成熟する場合がある.
- 植栽後,10-15年程度で花が多く開花するようになり,20-50年の樹齢のものが見頃になることが一般的.管理が良い場所や寒冷地では100年以上の樹齢のものもある.
- 最近は,Cerasus属として扱うことが多い.
- 近年暖冬で休眠打破に達しにくくなり,開花時期がずれる地域もある.
- Katsuki & Iketani(2016)に学名に関する説明あり.
花期
- 3月中旬から4月
分布・産地・天然記念物
分布
産地
天然記念物
名所
標本
- 広島市比治山(in-56),海田町日浦山(yw-5934),府中町五反田(yw-1916),呉市灰ヶ峰(mt-7216),熊野町洞所山(yw-10420),廿日市市住吉(yw-9641),仙酔島(sf-5426)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
英名
広島県方言
備考
- 環境庁コード: 26255
- 栽培・逸出
文献(出典)
- 府中町生物実態調査団(1988),渡辺ほか(1996),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
引用文献
関連ページ
- ソメイヨシノ(広島県植物誌)
- 宮島のソメイヨシノ
- 広島大学東広島キャンパスのサクラ(ソメイヨシノ)廣島大學櫻曼荼羅
- 広島大学東広島キャンパスのソメイヨシノ(多言語対応)
- 広島大学東広島キャンパスの植栽
- 宮島のサクラ
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