シンジュ

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シンジュ Ailanthus altissima (Miil.) Swingle

分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > ニガキ科 Simaroubaceae > ニワウルシ属 Ailanthus

解説

• 中国原産の落葉高木．
• 葉に臭気がある．夏に緑白色の花を開花させる．
• 果実に翼がある（翼果）．落下時に回転する．
• 樗（チョ，おうち）はシンジュを意味する．シンジュ（神樹）は英名tree of heavenの直訳（加納 2021）．
• 中国原産で，1877年（明治10年）に日本に導入された．成長が早く，よく定着するため，野生化が問題になりつつある．

花期

• 6月．

標本

• 広島市緑井(zs-861)，府中町石井城(yw-3640)，廿日市市地御前(yw-9582)，福山市郷分町(sf-3039)，神石町長者原(yt-643)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

• ニワウルシ（庭漆）

中国名

• 臭椿

備考

• 環境庁コード： 32020
• 逸出

文献(出典)

• 関ほか（1975），土井（1983），江塚・松本（1985），関ほか（1994），広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会（1997）

参考文献

• 加納喜光. 2021. 植物の漢字語源辞典, 新装版. x + 449 pp. 東京堂出版, 東京.

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