シモツケ

提供: 広島大学デジタル博物館
ナビゲーションに移動検索に移動

広島大学 > 広島大学デジタルミュージアム > デジタル自然史博物館 > 植物メインページ > 郷土の植物 > 維管束植物 > シモツケ | 広島県の植物図鑑 / 和名順

シモツケの花(植栽)(広島県東広島市鏡山 東広島植物園; 撮影: 池田誠慈, Jun. 15, 2018)
シモツケの花(植栽)(広島県東広島市鏡山 東広島植物園; 撮影: 池田誠慈, Jul. 12, 2019)
シモツケの花(植栽)(広島県東広島市鏡山 東広島植物園; 撮影: 池田誠慈, Jul. 21, 2017)

シモツケ Spiraea japonica L.fil.

シノニム

その他

分類

維管束植物門 Tracheophyta > 種子植物亜門 Spermatophytina > 被子植物上綱 Angiospermae > モクレン綱 Magnoliopsida > バラ上目 Rosanae > バラ目 Rosales > バラ科 Rosaceae > シモツケ属 Spiraea

旧分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > バラ科 Rosaceae > シモツケ属 Spiraea

解説

  • 比婆山のものをチョウセンシモツケ(ssp. angustata Kitam.)として報告されているが(広島県民の森 1972),北村・村田(1979)や大橋(1989)の見解にしたがって,本種を大きく扱っておく.しかし,太田川のものは洪水時に水に浸る川岸の岩場に生育しており,一方,中国山地のものは海抜1200 mの尾根筋の岩場で,両者の環境が大きく異なっている.両者の分類学的な検討は今後の課題である.
  • ピンク色の花が美しく,しばしば庭園に植栽される.

花期

  • 7~8月.

分布・産地・天然記念物

分布

  • 広島県では,西部の太田川川岸と東部の中国山地尾根筋の岩場の2カ所に分布している.いずれも個体数は少ない.

産地

天然記念物

標本

  • 滝山峡(ts-773),比婆山(yy-12513,花),東城町猫山(yy-10875,花,三上幸三 採集)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

  • ホソバシモツケ

英名

広島県方言

ギャラリー

備考

  • 広島県RDBカテゴリ: 準絶滅危惧(NT)
  • 環境庁コード: 27940

文献(出典)

引用文献


広島大学 > 広島大学デジタルミュージアム > デジタル自然史博物館 > 植物メインページ > 郷土の植物 > 維管束植物 > シモツケ | 広島県の植物図鑑 / 和名順