サンインシロカネソウ

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サンインシロカネソウ Dichocarpum nipponicum (Franch.) W.T.Wang et P.K.Hsiao var. sarmentosum (Ohwi) Tamura & K.Kosuge

シノニム

その他

  • Dichocarpum sarmentosum (Ohwi) Murata(広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会 1997で採用.)
  • Dichocarpum ohwianum (Koidz.) Tamura & Lauener

分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > キンポウゲ科 Ranunculaceae > シロカネソウ属 Dichocarpum

解説

本種は花後に長い地上の走出枝を出すのが特徴であるが,本県のものはその発達が悪く,今後,検討を要する.

花期

分布・産地・天然記念物

分布

本種は福井県から鳥取県までの日本海側に知られていたが,1987年に佐々木恵美によって広島県から発見された.これは飛び離れた分布で植物地理学上から貴重である.現在,県北東部の限られた地域にわずかに生育しており,その保護が強く望まれる.

産地

天然記念物

標本

  • 県北東部(yy-12226)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

  • サンインシロガネソウ

英名

広島県方言

備考

  • 広島県RDBカテゴリ: 絶滅危惧Ⅱ類(VU)
  • 環境庁コード: 18240
  • 県RDB

文献(出典)

  • 井波(1988),比婆科学教育振興会(1994a),中村・小川(1994),広島県(1995),関・渡辺(1997),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)

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