ゴイサギ
提供: 広島大学デジタル博物館
ナビゲーションに移動検索に移動広島大学 > 広島大学デジタルミュージアム > デジタル自然史博物館 > 動物総合ページ > 郷土の動物 > 広島県の鳥類 > ゴイサギ | 広島県の動物図鑑 / 和名順
ゴイサギ Nycticorax nycticorax nycticorax
分類
動物界 Animalia > 脊索動物門 Chordata > 脊椎動物亜門 Vertebrata > 鳥綱 Aves > ペリカン目 Pelecaniformes > サギ科 Ardeidae > ゴイサギ属 Nycticorax > ゴイサギ(種) Nycticorax nycticorax > ゴイサギ(亜種) Nycticorax nycticorax nycticorax
解説
- 本州以南に通年生息し,水田や湿地,池沼,河川,海岸などで見られる.
- 広島県でも留鳥として生息し,生息数はサギ類の中で最も多い.
- 特に県中部以南では各地の水辺や田園で普通に見られる.
- 「夜ガラス」とも呼ばれる通り,主に夕方から夜間に活動し,「グワッ,グワッ」と不気味な声で一声ずつ鳴きながら飛ぶ.
- 昼間採餌することもある.
- 成鳥と幼鳥では羽色や目の色がまったく違う.
- コサギやアマサギ,アオサギなど他のサギ類とともに山際などに「サギ山」と呼ばれるコロニーを作って営巣する.
- 宮島のゴイサギも参照.
分布・産地・天然記念物
分布
- 南部南アメリカを除く世界中に分布.日本のものは台湾やフィリピンに渡る.
産地
天然記念物・RDB
- 環境省RDBカテゴリ:なし
- 広島県RDBカテゴリ(2003):なし
- 広島県RDBカテゴリ(2011):なし
- 広島県RDB(2021):情報不足(DD)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
- 巣立ち後2年間は褐色地に淡色斑があり,ホシゴイとも呼ばれる.
英名
- black-crowned night heron
広島県方言
- よがらす
- あおさぎ
備考
- 宮島のゴイサギも参照.
関連ページ
参考文献
- 宮島町教育委員会(編). 1999. 宮島の野鳥. 176 pp. 宮島町, 宮島町.
- 日本鳥学会(編). 2012. 日本鳥類目録改訂第7版. xx + 438 pp. 日本鳥学会, 三田.
- 日本野鳥の会広島県支部(編著). 2002. ひろしま野鳥図鑑, 増補改訂版. 267 pp. 中国新聞社, 広島.
更新履歴
- 2021.02.17 ページ作成.
広島大学 > 広島大学デジタルミュージアム > デジタル自然史博物館 > 動物総合ページ > 郷土の動物 > 広島県の鳥類 > ゴイサギ | 広島県の動物図鑑 / 和名順