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キレンゲショウマ Kirengeshoma palmata Yatabe

シノニム

その他

分類

維管束植物門 Tracheophyta > 種子植物亜門 Spermatophytina > 被子植物上綱 Angiospermae > モクレン綱 Magnoliopsida > キク上目 Asteranae > ミズキ目 Cornales > アジサイ科 Hydrangeaceae > キレンゲショウマ属 Kirengeshoma

旧分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > ユキノシタ科 Saxifragaceae > キレンゲショウマ属 Kirengeshoma

解説

本種は1888年に四国の石鎚山系で発見され，その後，九州中部，紀伊半島にも見つかり，いわゆる｢ソハヤキ分布｣の典型的な種とされていた．ところが，1973年に三上幸三によって広島県西部で見いだされた．これは植物地理学上からきわめて重要な発見といえよう．
生育地はスギ植林地の中の小さな谷で，イヌブナ，ミヤマハハソ，ヤブデマリ，ヤマアジサイ，ヤグルマソウ，リョウメンシダ，コチャルメルソウなどからなる植生で，原植生はトチノキ-サワグルミ林のヤグルマソウなどを主体にした高茎草本群落であろうと推察される．

花期

分布・産地・天然記念物・RDB

分布

産地

天然記念物・RDB

環境省RDBカテゴリ：絶滅危惧II類（VU）
広島県RDBカテゴリ（2003）：絶滅危惧I類（CR+EN）
広島県RDBカテゴリ（2011）：絶滅危惧II類（VU）
広島県RDBカテゴリ（2021）：絶滅危惧II類（VU）

標本

戸河内町(三上幸三，HIRO-MY-7307)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

キレンゲショオマ

英名

広島県方言

備考

環境庁コード： 24160
環境庁RDB，県RDB

文献(出典)

Horikawa（1976），広島県（1978），井波（1981），渡辺・山下（1982），吉野（1989），広島県（1995），広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会（1997）

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キレンゲショウマ

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