オトコヨウゾメ
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オトコヨウゾメ Viburnum phlebotrichum Sieb. & Zucc.
シノニム
その他
- Viburnum phlebotrichum Sieb. et Zucc.(広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)で採用.)
分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > ガマズミ科 Viburnaceae(APG分類体系)(スイカズラ科 Caprifoliaceae) > ガマズミ属 Viburnum
解説
- 日本固有種の落葉低木.広島県では内陸部に生育する.
- 果実は赤色.乾燥標本にすると,葉が黒くなる.葉質は薄く,葉の表面は無毛または長毛が散在する.
- APG分類体系を採用した分類体系では,科名の和名は以前レンプクソウ科とされていたが,現在ガマズミ科とされる.
花期
- 花は6月で,1花序に少数の花が下向きにつく.
分布・産地・天然記念物
分布
- 広島県では,吉備高原面から中国山地に分布し,沿岸部や島嶼部には見られない.
産地
天然記念物
標本
- 吉和村立岩(yy-10569),芸北町大仙原(mt-6503),筒賀村上筒賀(hh-4952),湯来町大峯山(mt-7743),佐伯町加森山(yy-3681),呉市三石山(yy-3781),三良坂町灰塚(kk-967),神之瀬峡(mt-18280),庄原市大黒目山(mt-8637),比婆山(yw-5326),東城町三国山(km-3230)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
英名
広島県方言
備考
- 環境庁コード: 53370
文献(出典)
- 堀川ほか(1959),山下(1977),土井(1983),吉野(1989),関ほか(1996),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
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