オオシマザクラ 廣島大學櫻曼荼羅
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オオシマザクラ Cerasus speciosa (Koidz.) H.Ohba
オオシマザクラ(Ohshima-zakura 大島桜):C. speciosa (Koidz.) H. Ohba
野生種(伊豆諸島に自生,伊豆半島・房総半島にも野生個体あり).4月中旬開花.一重.半八重の個体あり.花弁は白色.開花が先行し次いで葉が展開,若葉は緑色.葉に芳香があり桜餅に用いる.材も有用.多くの栽培品種の元になっている. 成長が早く,薪(たきぎ)として使われたことからタキギザクラ(薪桜)とも呼ばれる.
シノニム synonym
- Prunus lannesiana (Carrière) E.H.Wilson var. speciosa (Koidz.) Makino
- Prunus speciosa (Koidz.) Nakai
別名
- タキギザクラ(薪桜)
分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > バラ科 Rosaceae > サクラ属 Cerasus
解説
- 野生種(ヤマザクラ群野生種)
- 植栽
- 4月中旬に白色の一重の花を咲かせる.
- 花は一重で大型.花弁は白色で,長さ2 cm程度.萼片は大型で鋸歯が目立ち,長さ10 mm弱.
- 葉は大型で幅8 cm以上,厚みがあり,両面無毛.葉身の裏面はやや光沢がある.葉柄は無毛.葉身は全長の中央付近の幅がもっとも広くなる.葉の先端は次第に細まり尾状になる.葉身基部は丸くなるか,広いくさび形になる.鋸歯は単鋸歯でときどき重鋸歯が混ざり,鋸歯の先端が長く伸びる.
- 本種の葉は塩漬けにされ桜餅に利用される.
広島大学内での生育場所
- 教育学部西側
- 工学部西
由来
オオシマザクラ(大島桜)
基本データ
- 和名・品種名
- 大島桜
- 読み
- オオシマザクラ
- 開花期
- 4月中旬
- 色
- 白色
- 花弁数
- 一重
- サイズ
- 高木
- 樹形
- 場所
- 教育西
- 本数
- 20
ギャラリー
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