コケの多様性研究(分類や生態,形態の研究)


I.広島大学大学院理学研究科生物科学専攻植物生物学講座植物分類・生態学研究室

大学院博士課程前期あるいは後期に入学(進学)した学生がこの研究室で修士論文,博士論文に取り組みながら研究することができます.

Q どのようにして入学したらよいのでしょうか?

A 下記の3つの方法があります.

  1. 学部成績が優秀な学生の場合は,7月中旬に実施される推薦入学制度によって受験することができます.この場合,面接試験が課せられます(筆記試験なし).
  2. 上記でない場合,8月下旬実施の「一般選抜」によって受験します.この場合,英語(1.5時間)の筆記試験(和文英訳と英文和訳;辞書持込不可)と専門に関する小論文(2時間)が課せられます.語学力があり,コケの研究に対する情熱と基礎学力があれば比較的平易な試験です.
  3. 上記の受験時期が間にあわなかった場合,2月中旬実施の「二次募集」で受験することができます.

大学院博士課程前期・後期の課程の所定単位を修得し,論文を提出して合格すると,それぞれ理学(修士),理学(博士)の学位が授与されます.


II.広島大学理学部生物科学科

学部に入学した学生が,学部の4年生のときに卒業研究としてコケを使って研究できます.

Q 試験を受けないで入る方法はないのでしょうか?

A ありません.しかし,「学位」は必要とせず,勉強だけしたいというひとは「学部研究生」や「大学院研究生」の身分で研究することができます.しかし,それでも受験料と授業料は必要です(授業料は半年分単位で前納ですが,学期途中からの場合は月単位).


III.広島大学こけボランティアに参加して,標本整理,標本作成をとおして実地にこけについての知識を学ぶ.

研究室のスタッフに随時ご相談ください.

連絡先

研究室:http://home.hiroshima-u.ac.jp/bio/PTAXECO/
コケ博物館:http://www.digital-museum.hiroshima-u.ac.jp/~museum/pages/kokemokuji.html

スタッフ

出口博則(教授):hdeguch@hiroshima-u.ac.jp <http://home.hiroshima-u.ac.jp/hdeguch/>
山口富美夫(助教授):yamatom@hiroshima-u.ac.jp
坪田博美(助手):chubo@hiroshima-u.ac.jp <http://home.hiroshima-u.ac.jp/chubo/>


IV.東京大学大学院理学系研究科・進化多様性生物学大講座

案内:国立科学博物館と東京大学は1995年(平成7年)から連携・協力して東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻の大学院生に対する研究指導が行われている.国立科学博物館のコレクションの活用をはじめとして,博物館の特徴を活かした研究をすることができる.

連絡先

樋口正信(国立科学博物館植物研究部主任研究官・東京大学大学院助教授)
higuchi@kahaku.go.jp
参照:http://research.kahaku.go.jp/u-tokyo/


V.岡山理科大学

岡山理科大学自然植物園蒜山分室

・卒業研究:岡山理科大学理学部基礎理学科または総合情報学部生物地球システム学科の学部生で,コケに興味がある方は,4年生のときに卒業研究を自然植物園で行うことができます.

・大学院:岡山理科大学大学院理学研究科総合理学専攻生物科学系列(修士課程)・同研究科材質理学専攻生物多様性講座(博士課程)に入学(進学)した学生が,この研究室で修士論文,博士論文に取り組みながら研究することができます.入試に関する情報については以下のホームページをご覧ください.

http://www.ous.ac.jp/daigakuin.html

・研究生・特別研究生:卒業後,また修士課程修了後にも研究を継続したい,また新たに始めたい方は,学部研究生や大学院研究生として研究を行うことができます.博士課程を修了し学位取得した後は,大学院特別研究生として研究を続けることができます.

連絡先

西村直樹(教授):XLI02506@nifty.ne.jp
研究室:http://homepage2.nifty.com/HIRU/


VI.高知大学理学部自然環境科学科

・高知大学大学院理学研究科生物科学専攻植物分類学研究室:大学院博士課程前期に入学(進学)した学生がこの研究室で修士論文に取り組みながらコケ植 物を研究することができます.

Q どのようにして入学したらよいのか?

A 下記の3つの方法があります.

  1. 9月中旬実施の「一般選抜」によって受験します.この場合,英語(1.5時間)の筆記試験(英文和訳;辞書持込不可)と専門科目(2時間)の筆記試験(植物分類学,植物生態学,細胞生物学,動物生理学,動物生態学,魚類学の中から3科目選択)が課せられます.
  2. 上記の受験時期が間にあわなかった場合,2月上旬実施の「二次募集」で受験することができます.
  3. 2年以上の社会人としての経験を有する方は「社会人特別選抜」が受験することができます.この場合,小論文(2時間)と面接が課せられます.

入試情報に関する詳細は,以下のホームページをご覧下さい.

http://www.kochi-u.ac.jp/nyusi/nyushi03.html

・高知大学理学部自然環境科学科植物分類学研究室:学部に入学した学生は1回生終了時にコース分属があります.ここで生物科学コースへ進んだ場合,学部4年生のときに卒業研究としてコケを使った研究ができます.

Q どのようにして入学したらよいですか?

A 下記の方法があります.

  1. 推薦入学I.11月中旬に実施されるため,大学入試センター試験を受験する必要がありません.小論文(2時間)と面接(集団面接形式)が課せられます.
  2. 一般選抜(前期日程).大学入試センター試験を受験し,物理受験コース,化学受験コース,生物又は英語受験コース,地学受験コースのいずれかのコースを選択して個別学力検査を受験します.
  3. 一般選抜(後期日程).大学入試センター試験を受験し,物理受験コース,生物受験コース,化学又は地学受験コースのいずれかのコースを選択します.個別学力検査はありません.
  4. 社会人特別選抜.自然環境を学んでいく上で必要な基礎的能力,論理的思考能力を問う小論文(2時間)と面接(個人面接形式)が課せられます.

入試情報に関する詳細は,以下のホームページを参照.

http://www.kochi-u.ac.jp/nyusi/nyushi01.html

Q:必ず生物科学コースへ進むことができますか?

A:生物科学コースには定員があります.分属希望学生が定員を超えた場合,履修状況と成績を総合的に検討して選考することになります.このため1年生時の成績が悪い場合,生物科学コースへ進むことができない場合もあります.

連絡先

研究室:http://plants.cc.kochi-u.ac.jp/
松井 透(助教授,コケ類):matsuito@cc.kochi-u.ac.jp
岡本達哉(助教授,地衣類):tokamoto@cc.kochi-u.ac.jp