コケの世界へようこそ
|
ウマスギゴケの群落
|
京都三千院の苔庭
|
苔盆景
|
古事記などでは,「コケ」は「木毛」あるいは「蘿」と表記され,小型の植物の意味で用いられていました.現在,「コケ」という言葉は,コケモモ,ムラサキサギゴケなどといった小型の種子植物や,コケシノブなどのシダ植物,ウメノキゴケなどの地衣(ちい)類,あるいは藻類などの名前に見られますが,これらは植物学的な意味でのコケ植物ではありません.科学が発展して植物の分類が進んだ現在では,「コケ」は一般にコケ植物を意味することが多くなっています.
コケ植物は園芸で利用されたり,苔庭(こけにわ)や日本庭園,盆景として鑑賞されるように,日本人にとって身近な植物です.
このブースではコケ植物について学習してみましょう.