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ヒコビアミニレターNo.342(2008年5月25日) 曇〜小雨
2008年5月25日の第467回植物観察会は広島県三次市君田町の神之瀬峡において行われた.峡谷入口の駐車場に10時に集合.参加者は55名.出発前に豊原先生にこの地域の植生の説明をしていただく.川沿いにはタニウツギやヤブデマリの花が見られた.また橋の上からオニグルミの花を観察することができた.県内では高海抜地に見られるハルニレが海抜340mに見られるのに驚く.道沿いにジャニンジン,ミツバウツギ,ラショウモンカズラ,サワハコベ,ホウチャクソウなどの花を見る.クジャクシダの芽生えが雨に濡れて美しい.ゴマキの花があり,葉を揉んでその匂いをかいだ.キャンプ場で昼食.午後,川原のミミナグサとオランダミミナグサについて,豊原先生から説明を受けた.ここでは対岸にウラジロガシの巨樹が見られた.午後も時間の許すかぎり上流に向かう.キシツツジ(花),カワラハンノキ,ミズナラ,イヌブナ,ヒメザゼンソウ(花),ホツツジ,ヤマグルマ,ヨコグラノキなどを確認する.茗荷谷から引き返した.(Y. Yoshino記)
追記:愛媛県との合同観察会は9月27〜28日,目的地は島根県出雲市の立久恵峡と出雲海岸の予定です.詳細は後日連絡します.