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ヒコビアミニレタ− No.322  2006年10月5日

 2006年9月17日の第447回植物観察会は台風に伴う豪雨により、広島から三段峡方面への交通が遮断されたために中止となった。ヒコビア植物観察会の活動は自然観察会でもあり、郷土の自然を見守る(nature watchiing)会であることから、雨天も寒冷な冬の日も自然の一面であるので毎月1回雨天決行を旨としている。しかし、危険回避が第一であり、これまでに2回中止された。この観察会は、昭和31年頃から始まり、堀川芳雄先生を囲んで行われてきた植物採集会に端を発しているが、堀川先生が退官された昭和41年前後には植物採集会が行われなくなっていた。大学紛争の最中、学生の間に再開をとの要望もあり、当時大学院生であった私が会の再編を手がけました。第1回は昭和44年5月15日に広島市宇賀峡で行われたと記憶している。というのも、その日が丁度学生運動による理学部封鎖の日であり、私は参加出来ませんでした。その第1回は鈴木兵二先生が参加して再開されました。以後毎月行われて、今年の12月には記念すべき第450回が開催される運びとなりました。その間2回中止されているのでそれを加えると10月が450回になります。紛らわしくなるので今後は中止も回数に加えることにしました(Toyohara記)