Sphaerocarpos
提供: 広島大学デジタル博物館
ナビゲーションに移動検索に移動ダンゴゴケ属 Sphaerocarpos
- ダンゴゴケ目ダンゴゴケ科のタイ類で,北米,南米,ヨーロッパ,ヒマラヤ,アフリカとオーストラリアの温帯域に8–10種が知られている(西村ほか 2012).
- 日本からはキビノダンゴゴケSphaerocarpos donnellii Austinが2009年に岡山市内の水田で発見された.その後の調査により岡山市南部と倉敷市において生育が確認されている(西村ほか 2018, 平岡ほか 2019).
- 2009年まで確認されていなかったことや市街地近くの水田でのみ確認されていることから移入種である可能性が高いと言われている(西村ほか 2012).
- 属名はsphaero(丸い)+carpos(実)という意味で球形の胞子嚢に由来している.
- ダンゴゴケの和名は堀川芳雄氏がSphaerocarpaceaeにダンゴゴケ科,Sphaerocarpalesにダンゴゴケ目という新称を提唱したことによると推察されている(Horikawa 1950,西村ほか 2012).
文献
- Horikawa, Y. 1950. Natural arrangement of Families & number of Genera of Hepaticae.Hikobia 1: 15–16.
- 西村直樹・田村英子・嶋村正樹・古木達郎. 2012. ダンゴゴケ属タイ類の1種が日本でも見つかる. 蘚苔類研究10: 245-249.
- 西村直樹・池田龍太郎・大庭史寛・大村瑞穂・緒方敦也・柿迫継太・嘉数滉大・川崎翼・岸本卓也・北啓介・小泓かほる・來海真巳・北野輝光・末永修士・木村高將・土生祐介・藤田大空・林昌樹・好永千尋・皆元芽生. 2018. 2017年度の岡山市におけるキビノダンゴゴケ生育地調査報告. Naturalistae22: 125–129.
- 平岡和・桑村南海・桑村侑典・佐藤竜馬・西村直樹. 2019. 2018年度の岡山市におけるキビノダンゴゴケ生育地調査報告. Naturalistae23: 115–120.