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植物観察会/KansatsukaiPageMiniLetter502
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→ヒコビアミニレターNo. 502(2019年10月29日)
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= ヒコビアミニレターNo. 502(2019年10月29日)=
= ヒコビアミニレターNo. 502(2019年10月29日)=
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2019年5月19日の第626回植物観察会は,山口県岩国市錦町大原の羅漢山(1109
m)で行われた.参加者45名.羅漢山青少年旅行村の交流館前(標高820 m)に10時集合,キャンプ場跡の緩やかな山道を登る,歩道内に[[オオバコ]],[[ヤブタバコ]],外側は[[チュウゴクザサ]],スギ植林の亜高木層に[[シロモジ]],陽の入るスポットに咲き始めの[[キッコウハグマ]],[[アキノタムラソウ]]・[[ミズヒキ]]・[[ヤマシロギク]]に花,[[ヒメキンミズヒキ]]・[[チヂミザサ]]・[[ツルリンドウ]],[[チゴユリ]]・[[メヤブマオ]]・[[ヤマアジサイ]]に果実がある.路傍斜面に胞子体を着けた[[チヂレバニワスギゴケ]]の群落,[[ヤブコウジ]],[[イヌツゲ]],[[ネムノキ]],[[ヤマグワ]],[[コハウチワカエデ]],[[ニガイチゴ]],[[コシアブラ]],[[コバノフユイチゴ]],[[ミヤマフユイチゴ]],[[ゼンマイ]],[[ヤマイヌワラビ]],[[キヨスミヒメワラビ]].スギ植林の谷には[[ツリフネソウ]](果),[[ミヤマタニソバ]]の花,[[リョウメンシダ]],[[ジュウモンジシダ]].野生化した[[オニマタタビ]]がある.在来種の[[サルナシ]]を茎の縦断面で確かめ,[[イノコヅチ]]と[[ハエドクソウ]]の果穂を区別する.斜面下部のスギ植林から上部のヒノキ植林に移ると林床植生がほとんど無くなった.標高950 mを超えると,[[アカマツ]],[[リョウブ]],[[クリ]],[[コハウチワカエデ]],[[カマツカ]],[[アセビ]],[[ネジキ]],[[ミヤマガマズミ]],[[サンショウ]]などの樹木が多い.1024 mの鞍部からの尾根道は自然林となり,[[ツガ]],[[モミ]]が混じる落葉広葉樹林で,[[ハリギリ]],[[コナラ]],[[ウラジロノキ]],[[アオダモ]],[[カナクギノキ]],[[ツタウルシ]],[[コゴメウツギ]](果),[[ウリハダカエデ]],[[ウラジロノキ]],[[カマツカ]],[[サルトリイバラ]],[[イヌツゲ]],[[アカシデ]],[[フユノハナワラビ]],[[ツリバナ]](果).妙な形の[[ツチグリ]]が群生していると思ったら落下した[[シロモジ]]の果実が開いたものであった,図鑑には「不規則に裂開」とあるが一定の形がある.山頂部では[[ノコンギク]]の淡紫色の花,[[アキグミ]]の赤い果,と[[タンナサワフタギ]]の紫黒色の果,低木の[[ヤブウツギ]],[[ヤマヤナギ]],[[ノリウツギ]]などに迎えられる.山頂の展望台からは四国まで見渡せるはずだが,霞んでいた.蛇紋岩地だけの往復コースでは楽すぎるとして北側に下り,車道沿いに泥質片岩の植物を観察された方も多かった.
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2019年<del>5月19日</del>10月20日の第626回植物観察会は,山口県岩国市錦町大原の羅漢山(1109
m)で行われた.参加者45名.羅漢山青少年旅行村の交流館前(標高820 m)に10時集合,キャンプ場跡の緩やかな山道を登る,歩道内に[[オオバコ]],[[ヤブタバコ]],外側は[[チュウゴクザサ]],スギ植林の亜高木層に[[シロモジ]],陽の入るスポットに咲き始めの[[キッコウハグマ]],[[アキノタムラソウ]]・[[ミズヒキ]]・[[ヤマシロギク]]に花,[[ヒメキンミズヒキ]]・[[チヂミザサ]]・[[ツルリンドウ]],[[チゴユリ]]・[[メヤブマオ]]・[[ヤマアジサイ]]に果実がある.路傍斜面に胞子体を着けた[[チヂレバニワスギゴケ]]の群落,[[ヤブコウジ]],[[イヌツゲ]],[[ネムノキ]],[[ヤマグワ]],[[コハウチワカエデ]],[[ニガイチゴ]],[[コシアブラ]],[[コバノフユイチゴ]],[[ミヤマフユイチゴ]],[[ゼンマイ]],[[ヤマイヌワラビ]],[[キヨスミヒメワラビ]].スギ植林の谷には[[ツリフネソウ]](果),[[ミヤマタニソバ]]の花,[[リョウメンシダ]],[[ジュウモンジシダ]].野生化した[[オニマタタビ]]がある.在来種の[[サルナシ]]を茎の縦断面で確かめ,[[イノコヅチ]]と[[ハエドクソウ]]の果穂を区別する.斜面下部のスギ植林から上部のヒノキ植林に移ると林床植生がほとんど無くなった.標高950 mを超えると,[[アカマツ]],[[リョウブ]],[[クリ]],[[コハウチワカエデ]],[[カマツカ]],[[アセビ]],[[ネジキ]],[[ミヤマガマズミ]],[[サンショウ]]などの樹木が多い.1024 mの鞍部からの尾根道は自然林となり,[[ツガ]],[[モミ]]が混じる落葉広葉樹林で,[[ハリギリ]],[[コナラ]],[[ウラジロノキ]],[[アオダモ]],[[カナクギノキ]],[[ツタウルシ]],[[コゴメウツギ]](果),[[ウリハダカエデ]],[[ウラジロノキ]],[[カマツカ]],[[サルトリイバラ]],[[イヌツゲ]],[[アカシデ]],[[フユノハナワラビ]],[[ツリバナ]](果).妙な形の[[ツチグリ]]が群生していると思ったら落下した[[シロモジ]]の果実が開いたものであった,図鑑には「不規則に裂開」とあるが一定の形がある.山頂部では[[ノコンギク]]の淡紫色の花,[[アキグミ]]の赤い果,と[[タンナサワフタギ]]の紫黒色の果,低木の[[ヤブウツギ]],[[ヤマヤナギ]],[[ノリウツギ]]などに迎えられる.山頂の展望台からは四国まで見渡せるはずだが,霞んでいた.蛇紋岩地だけの往復コースでは楽すぎるとして北側に下り,車道沿いに泥質片岩の植物を観察された方も多かった.
<div style="text-align:right">(H. Taoda 記)</div>
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