「東広島キャンパスの遺跡/鴻の巣遺跡/縄文時代の遺構と遺物」の版間の差分
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縄文時代の遺構・遺物は、調査区西南部および調査区中央部を中心として調査区のほぼ全域で発見されました。調査区西南部では、集石炉1基、炉跡2基、土坑5基が発見され、集落の中心部の一つと考えられます。調査区中央部では土坑11基が発見されましたが、いずれも埋没谷内に位置しており、弥生時代の土坑も混在しているものと考えられます。調査区西南部および中央部の遺構は縄文時代早期(約8000年前)に位置付けられます。 | 縄文時代の遺構・遺物は、調査区西南部および調査区中央部を中心として調査区のほぼ全域で発見されました。調査区西南部では、集石炉1基、炉跡2基、土坑5基が発見され、集落の中心部の一つと考えられます。調査区中央部では土坑11基が発見されましたが、いずれも埋没谷内に位置しており、弥生時代の土坑も混在しているものと考えられます。調査区西南部および中央部の遺構は縄文時代早期(約8000年前)に位置付けられます。 |
2021年2月5日 (金) 15:05時点における版
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縄文時代の遺構と遺物
縄文時代の遺構・遺物は、調査区西南部および調査区中央部を中心として調査区のほぼ全域で発見されました。調査区西南部では、集石炉1基、炉跡2基、土坑5基が発見され、集落の中心部の一つと考えられます。調査区中央部では土坑11基が発見されましたが、いずれも埋没谷内に位置しており、弥生時代の土坑も混在しているものと考えられます。調査区西南部および中央部の遺構は縄文時代早期(約8000年前)に位置付けられます。 調査区東部では、土坑3基が見つかっています。これらの土坑の時期ははっきりしませんが、隣接地の予備調査では縄文時代後期(約3500年前)の遺構(土坑)や遺物が出土していることから、同じ時期と思われます。