「東広島キャンパスの遺跡/鴻の巣遺跡/旧石器時代の遺構と遺物」の版間の差分

提供: 広島大学デジタル博物館
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(ページの作成:「旧石器時代の遺構・遺物は、調査区西南部および調査区中央部で発見されました。調査区西部と調査区中央部の間には小規模…」)
 
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旧石器時代の遺構・遺物は、調査区西南部および調査区中央部で発見されました。調査区西部と調査区中央部の間には小規模な埋没谷があり、地形的にも2分されています。調査区西南部では、石器ブロック5基(第1ブロック群)が調査区南端部の窪地を取り囲むように分布しています。また、発見された土坑は第5ブロック周辺を中心に造られていました。
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旧石器時代の遺構・遺物は、調査区西南部および調査区中央部で発見されました。調査区西部と調査区中央部の間には小規模な埋没谷があり、地形的にも二分されています。調査区西南部では、石器ブロック5基(第1ブロック群)が調査区南端部の窪地を取り囲むように分布しています。また、発見された土坑は第5ブロック周辺を中心に造られていました。
 調査区中央部西側は埋没谷の谷頭にあたっており、谷頭の東側平坦部を中心に、土坑4基、石器ブロック3基(第2ブロック群)が分布しています。石器ブロックは土坑に近接して形成されていました。
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 調査区中央部西側は埋没谷の谷頭にあたっており、谷頭の東側平坦部を中心に、土坑4基、石器ブロック3基(第2ブロック群)が分布しています。石器ブロックは土坑に近接して形成されていました。
  
  

2021年2月5日 (金) 14:29時点における版

旧石器時代の遺構・遺物は、調査区西南部および調査区中央部で発見されました。調査区西部と調査区中央部の間には小規模な埋没谷があり、地形的にも二分されています。調査区西南部では、石器ブロック5基(第1ブロック群)が調査区南端部の窪地を取り囲むように分布しています。また、発見された土坑は第5ブロック周辺を中心に造られていました。  調査区中央部西側は埋没谷の谷頭にあたっており、谷頭の東側平坦部を中心に、土坑4基、石器ブロック3基(第2ブロック群)が分布しています。石器ブロックは土坑に近接して形成されていました。