「東広島キャンパスの生き物」の版間の差分
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|[[ファイル: 20190628ヤマカガシ成蛇_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_61012s.jpg|250px|thumb|right|ヤマカガシの成蛇.赤色の色素が抜け,体色が白と黒の二色になっている個体.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)|link=ヤマカガシ]] | |[[ファイル: 20190628ヤマカガシ成蛇_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_61012s.jpg|250px|thumb|right|ヤマカガシの成蛇.赤色の色素が抜け,体色が白と黒の二色になっている個体.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)|link=ヤマカガシ]] | ||
− | |[[ファイル: 20190624ホシササキリ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_59722s.jpg|250px|thumb|right|ホシササキリの成虫(メス).前翅に黒い点列をもつ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 24, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190624ホシササキリ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_59722s.jpg|250px|thumb|right|ホシササキリの成虫(メス).前翅に黒い点列をもつ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 24, 2019)|link=ホシササキリ_広島大学東広島キャンパス]] |
|[[ファイル: 20190628ニシキリギリス成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_60734s.jpg|250px|thumb|right|ニシキリギリスの成虫(オス).丈の高い草むらを好む.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)|link=キリギリス_広島大学東広島キャンパス]] | |[[ファイル: 20190628ニシキリギリス成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_60734s.jpg|250px|thumb|right|ニシキリギリスの成虫(オス).丈の高い草むらを好む.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)|link=キリギリス_広島大学東広島キャンパス]] | ||
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− | |[[ファイル: 20190628トゲアリ成虫はたらきアリ_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_60891s.jpg|250px|thumb|right|トゲアリのはたらきアリ.ムネアカオオアリに似るが,胸部にトゲがあるのが特徴.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190628トゲアリ成虫はたらきアリ_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_60891s.jpg|250px|thumb|right|トゲアリのはたらきアリ.ムネアカオオアリに似るが,胸部にトゲがあるのが特徴.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)|link=トゲアリ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20190628ヒメカラスハエトリ成体オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_60913s.jpg|250px|thumb|right|ヒメカラスハエトリの成体(オス).カラスハエトリに似るが,小型で頭胸部が丸みを帯びる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190628ヒメカラスハエトリ成体オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_60913s.jpg|250px|thumb|right|ヒメカラスハエトリの成体(オス).カラスハエトリに似るが,小型で頭胸部が丸みを帯びる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)|link=ヒメカラスハエトリ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20190626キレワハエトリ成体オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_60506s.jpg|250px|thumb|right|キレワハエトリの成体(オス).ウデブトハエトリに似るが,腹部に白帯が入らない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 26, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190626キレワハエトリ成体オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_60506s.jpg|250px|thumb|right|キレワハエトリの成体(オス).ウデブトハエトリに似るが,腹部に白帯が入らない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 26, 2019)|link=キレワハエトリ_広島大学東広島キャンパス]] |
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− | |[[ファイル: 20190628ナガゴマフカミキリ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_60567s.jpg|250px|thumb|right|ナガゴマフカミキリの成虫.斑模様は樹皮に溶け込みやすい.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190628ナガゴマフカミキリ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_60567s.jpg|250px|thumb|right|ナガゴマフカミキリの成虫.斑模様は樹皮に溶け込みやすい.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)|link=ゴマフカミキリ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20190628リンゴカミキリ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_61071s.jpg|250px|thumb|right|リンゴカミキリの成虫.サクラなどの葉脈を齧る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190628リンゴカミキリ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_61071s.jpg|250px|thumb|right|リンゴカミキリの成虫.サクラなどの葉脈を齧る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)|link=リンゴカミキリ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20190628キボシカミキリ_成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_61272s.jpg|250px|thumb|right|キボシカミキリの成虫.幼虫成虫ともにクワやイチジクの害虫になりうる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190628キボシカミキリ_成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_61272s.jpg|250px|thumb|right|キボシカミキリの成虫.幼虫成虫ともにクワやイチジクの害虫になりうる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)|link=キボシカミキリ_広島大学東広島キャンパス]] |
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− | |[[ファイル: 20190628クロカミキリ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_51336s.jpg|250px|thumb|right|クロカミキリ成虫.触角が短く大アゴが発達しているため,クワガタやゴミムシと間違われることが多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190628クロカミキリ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_51336s.jpg|250px|thumb|right|クロカミキリ成虫.触角が短く大アゴが発達しているため,クワガタやゴミムシと間違われることが多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 28, 2019)|link=クロカミキリ]] |
− | |[[ファイル: 20190626ウシカメムシ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_60533s.jpg|250px|thumb|right|口吻を掃除するウシカメムシの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 26, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190626ウシカメムシ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_60533s.jpg|250px|thumb|right|口吻を掃除するウシカメムシの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 26, 2019)|link=ウシカメムシ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20190628スジアオゴミムシ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_61067s.jpg|250px|thumb|right|スジアオゴミムシの成虫.アオゴミムシよりも大型で,翅には何本もの筋がある.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 10, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190628スジアオゴミムシ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_61067s.jpg|250px|thumb|right|スジアオゴミムシの成虫.アオゴミムシよりも大型で,翅には何本もの筋がある.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 10, 2019)|link=スジアオゴミムシ_広島大学東広島キャンパス]] |
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− | |[[ファイル: 20190620ゲンジボタル_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_58703as.jpg|250px|thumb|right|山中谷川で舞うゲンジボタル.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190620ゲンジボタル_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_58703as.jpg|250px|thumb|right|山中谷川で舞うゲンジボタル.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)|link=ゲンジボタル_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20190620ネブトクワガタ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_58679s.jpg|250px|thumb|right|ネブトクワガタの成虫(オス).キャンパスではコナラの樹液に集まっている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190620ネブトクワガタ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_58679s.jpg|250px|thumb|right|ネブトクワガタの成虫(オス).キャンパスではコナラの樹液に集まっている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)|link=ネブトクワガタ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20190620コクワガタ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_58682s.jpg|250px|thumb|right|戦うコクワガタの成虫(オス)同士.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190620コクワガタ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_58682s.jpg|250px|thumb|right|戦うコクワガタの成虫(オス)同士.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)|link=コクワガタ_広島大学東広島キャンパス]] |
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− | |[[ファイル: 20190620カナブン成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_58552s.jpg|250px|thumb|right|カナブンの成虫.日中よく樹液に集まる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190620カナブン成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_58552s.jpg|250px|thumb|right|カナブンの成虫.日中よく樹液に集まる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)|link=カナブン_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20190620ヨツボシケシキスイ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_58567s.jpg|250px|thumb|right|ヨツボシケシキスイの成虫(オス).オスは左右非対称の大アゴが発達する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190620ヨツボシケシキスイ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_58567s.jpg|250px|thumb|right|ヨツボシケシキスイの成虫(オス).オスは左右非対称の大アゴが発達する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)|link=ヨツボシケシキスイ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20190621オオゾウムシ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_59331s.jpg|250px|thumb|right|オオゾウムシの成虫.外来種のヤシオサゾウムシを除けば日本最大のゾウムシである.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 21, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190621オオゾウムシ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_59331s.jpg|250px|thumb|right|オオゾウムシの成虫.外来種のヤシオサゾウムシを除けば日本最大のゾウムシである.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 21, 2019)|link=オオゾウムシ_広島大学東広島キャンパス]] |
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|[[ファイル: 20190620シマアメンボ成虫無翅型_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_58180s.jpg|250px|thumb|right|シマアメンボの成虫(無翅型).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)|link=シマアメンボ_広島大学東広島キャンパス]] | |[[ファイル: 20190620シマアメンボ成虫無翅型_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_58180s.jpg|250px|thumb|right|シマアメンボの成虫(無翅型).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)|link=シマアメンボ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
|[[ファイル: 20190620オオアメンボ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57993s.jpg|250px|thumb|right|昆虫を捕らえているオオアメンボの成虫(オス).他のアメンボに比べると極端に体が大きい.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)|link=オオアメンボ_広島大学東広島キャンパス]] | |[[ファイル: 20190620オオアメンボ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57993s.jpg|250px|thumb|right|昆虫を捕らえているオオアメンボの成虫(オス).他のアメンボに比べると極端に体が大きい.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)|link=オオアメンボ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
− | |[[ファイル: 20190620コセアカアメンボ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57977s.jpg|250px|thumb|right|コセアカアメンボの成虫.流れをあまり好まないためか淀みで見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190620コセアカアメンボ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57977s.jpg|250px|thumb|right|コセアカアメンボの成虫.流れをあまり好まないためか淀みで見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)|link=コセアカアメンボ_広島大学東広島キャンパス]] |
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− | |[[ファイル: 20190621アオヤンマ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_59026s.jpg|200px|thumb|right|アオヤンマの成虫.抽水植物の豊かなため池に見られ,営巣性のクモを狩る生態が知られている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 21, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190621アオヤンマ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_59026s.jpg|200px|thumb|right|アオヤンマの成虫.抽水植物の豊かなため池に見られ,営巣性のクモを狩る生態が知られている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 21, 2019)|link=アオヤンマ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20190617グンバイトンボ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57057s.jpg|250px|thumb|right|グンバイトンボの成虫(メス).メスの脚は軍配状になっておらず,モノサシトンボとの識別が少し難しくなる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 17, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190617グンバイトンボ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57057s.jpg|250px|thumb|right|グンバイトンボの成虫(メス).メスの脚は軍配状になっておらず,モノサシトンボとの識別が少し難しくなる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 17, 2019)|link=グンバイトンボ_広島大学東広島キャンパス]] |
|[[ファイル: 20190620ベニイトトンボ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_58403s.jpg|250px|thumb|right|ベニイトトンボの成虫(オス).環境省RDBで準絶滅危惧種に指定されているが,キャンパスでは個体数が多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)|link=ベニイトトンボ_広島大学東広島キャンパス]] | |[[ファイル: 20190620ベニイトトンボ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_58403s.jpg|250px|thumb|right|ベニイトトンボの成虫(オス).環境省RDBで準絶滅危惧種に指定されているが,キャンパスでは個体数が多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)|link=ベニイトトンボ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
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|[[ファイル: 20190620モノサシトンボ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_58297s.jpg|250px|thumb|right|モノサシトンボの成虫(オス).他のイトトンボなどに比べると眼が離れている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)|link=モノサシトンボ_広島大学東広島キャンパス]] | |[[ファイル: 20190620モノサシトンボ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_58297s.jpg|250px|thumb|right|モノサシトンボの成虫(オス).他のイトトンボなどに比べると眼が離れている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)|link=モノサシトンボ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
− | |[[ファイル: 20190621ウスバキトンボ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_59303s.jpg|250px|thumb|right|ウスバキトンボの成虫(オス).最もふつうに見られるトンボで,日中はヒラヒラと空中を漂っていることが多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 21, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190621ウスバキトンボ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_59303s.jpg|250px|thumb|right|ウスバキトンボの成虫(オス).最もふつうに見られるトンボで,日中はヒラヒラと空中を漂っていることが多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 21, 2019)|link=ウスバキトンボ_広島大学東広島キャンパス]] |
|[[ファイル: 20190619ハラビロトンボ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57495s.jpg|250px|thumb|right|ハラビロトンボの成虫(メス).キャンパスでは広く見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 19, 2019)|link=ハラビロトンボ_広島大学東広島キャンパス]] | |[[ファイル: 20190619ハラビロトンボ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57495s.jpg|250px|thumb|right|ハラビロトンボの成虫(メス).キャンパスでは広く見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 19, 2019)|link=ハラビロトンボ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
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|[[ファイル: 20190621オオヒカゲ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_59102s.jpg|250px|thumb|right|オオヒカゲの成虫(オス).キャンパスではササの生い茂る場所に多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 21, 2019)|link=オオヒカゲ_広島大学東広島キャンパス]] | |[[ファイル: 20190621オオヒカゲ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_59102s.jpg|250px|thumb|right|オオヒカゲの成虫(オス).キャンパスではササの生い茂る場所に多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 21, 2019)|link=オオヒカゲ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
− | |[[ファイル: 20190618ヒメアカタテハ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57244s.jpg|250px|thumb|right|ヒメアカタテハの成虫.アカタテハに似るがより小型で,後翅の橙色部が広い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 18, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190618ヒメアカタテハ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57244s.jpg|250px|thumb|right|ヒメアカタテハの成虫.アカタテハに似るがより小型で,後翅の橙色部が広い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 18, 2019)|link=ヒメアカタテハ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20190617ルリタテハ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57075s.jpg|250px|thumb|right|ルリタテハの成虫(オス).オスは見晴らしのよい場所でテリトリーを張る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 17, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190617ルリタテハ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57075s.jpg|250px|thumb|right|ルリタテハの成虫(オス).オスは見晴らしのよい場所でテリトリーを張る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 17, 2019)|link=ルリタテハ_広島大学東広島キャンパス]] |
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− | |[[ファイル: 20190617キアゲハ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56977s.jpg|250px|thumb|right|キアゲハの成虫(オス).ナミアゲハに似るが,前翅の付け根周辺の模様が黒いモザイク状になっている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 17, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190617キアゲハ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56977s.jpg|250px|thumb|right|キアゲハの成虫(オス).ナミアゲハに似るが,前翅の付け根周辺の模様が黒いモザイク状になっている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 17, 2019)|link=キアゲハ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20190621ムラサキシジミ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_58785s.jpg|250px|thumb|right|ムラサキシジミの成虫(メス).カシやコナラなどが生えている林縁部で見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 21, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190621ムラサキシジミ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_58785s.jpg|250px|thumb|right|ムラサキシジミの成虫(メス).カシやコナラなどが生えている林縁部で見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 21, 2019)|link=ムラサキシジミ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20190618ルリシジミ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57186s.jpg|250px|thumb|right|ルリシジミの成虫(メス).フジやハギなどに産卵する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 18, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190618ルリシジミ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57186s.jpg|250px|thumb|right|ルリシジミの成虫(メス).フジやハギなどに産卵する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 18, 2019)|link=ルリシジミ_広島大学東広島キャンパス]] |
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− | |[[ファイル: 20190620ヤホシホソマダラ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_58371s.jpg|250px|thumb|right|ヤホシホソマダラの成虫(メス).キャンパスではササが茂っており,かつ開けている環境に多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190620ヤホシホソマダラ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_58371s.jpg|250px|thumb|right|ヤホシホソマダラの成虫(メス).キャンパスではササが茂っており,かつ開けている環境に多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)|link=ヤホシホソマダラ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20190620エビガラスズメ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57783s.jpg|250px|thumb|right|エビガラスズメの成虫.翅を閉じているとシモフリスズメに似る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190620エビガラスズメ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57783s.jpg|250px|thumb|right|エビガラスズメの成虫.翅を閉じているとシモフリスズメに似る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)|link=エビガラスズメ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20190619キハダカノコ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57481s.jpg|250px|thumb|right|交尾中のキハダカノコ.カノコガに似るが腹部の模様が異なる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 19, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190619キハダカノコ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57481s.jpg|250px|thumb|right|交尾中のキハダカノコ.カノコガに似るが腹部の模様が異なる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 19, 2019)|link=キハダカノコ_広島大学東広島キャンパス]] |
|} | |} | ||
641行目: | 641行目: | ||
{| | {| | ||
− | |[[ファイル: 20190617オオコフキコガネ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56750s.jpg|250px|thumb|right|オオコフキコガネの成虫(メス).コフキコガネに似るが,体にふく粉がより灰白色.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 17, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190617オオコフキコガネ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56750s.jpg|250px|thumb|right|オオコフキコガネの成虫(メス).コフキコガネに似るが,体にふく粉がより灰白色.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 17, 2019)|link=オオコフキコガネ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20190617アオドウガネ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57001s.jpg|250px|thumb|right|アオドウガネの成虫.金属光沢はほとんどない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 17, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190617アオドウガネ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57001s.jpg|250px|thumb|right|アオドウガネの成虫.金属光沢はほとんどない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 17, 2019)|link=アオドウガネ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20190620ドウガネブイブイ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_58487s.jpg|250px|thumb|right|ドウガネブイブイの成虫.銅色の光沢をもつコガネムシ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190620ドウガネブイブイ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_58487s.jpg|250px|thumb|right|ドウガネブイブイの成虫.銅色の光沢をもつコガネムシ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)|link=ドウガネブイブイ_広島大学東広島キャンパス]] |
|} | |} | ||
651行目: | 651行目: | ||
|[[ファイル: 20190618シマヘビ成蛇_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57203s.jpg|250px|thumb|right|シマヘビの成蛇.縞模様が目立たない個体.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 18, 2019)|link=シマヘビ]] | |[[ファイル: 20190618シマヘビ成蛇_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57203s.jpg|250px|thumb|right|シマヘビの成蛇.縞模様が目立たない個体.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 18, 2019)|link=シマヘビ]] | ||
|[[ファイル: 20190620ニホンアカガエル成体メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57936s.jpg|250px|thumb|right|正面から見たニホンアカガエルの成体(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)|link=ニホンアカガエル_広島大学東広島キャンパス]] | |[[ファイル: 20190620ニホンアカガエル成体メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57936s.jpg|250px|thumb|right|正面から見たニホンアカガエルの成体(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)|link=ニホンアカガエル_広島大学東広島キャンパス]] | ||
− | |[[ファイル: 20190618ヒバリ_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57390s.jpg|250px|thumb|right|2羽のヒバリ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 18, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190618ヒバリ_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57390s.jpg|250px|thumb|right|2羽のヒバリ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 18, 2019)|link=ヒバリ]] |
|- | |- | ||
− | |[[ファイル: 20190619カタオカハエトリ成体オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57650s.jpg|250px|thumb|right|カタオカハエトリの成体(オス).第一歩脚が橙色をしている非常に特徴的なハエトリグモ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 19, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190619カタオカハエトリ成体オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57650s.jpg|250px|thumb|right|カタオカハエトリの成体(オス).第一歩脚が橙色をしている非常に特徴的なハエトリグモ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 19, 2019)|link=カタオカハエトリ_広島大学東広島キャンパス]] |
|[[ファイル: 20190620マミジロハエトリ成体オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57958s.jpg|250px|thumb|right|チャイロアサヒハエトリを捕食しているマミジロハエトリの成体(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)|link=マミジロハエトリ_広島大学東広島キャンパス]] | |[[ファイル: 20190620マミジロハエトリ成体オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57958s.jpg|250px|thumb|right|チャイロアサヒハエトリを捕食しているマミジロハエトリの成体(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)|link=マミジロハエトリ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
|[[ファイル: 20190620キバネツノトンボ幼虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_58320s.jpg|250px|thumb|right|孵化したキバネツノトンボの幼虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)|link=キバネツノトンボ_広島大学東広島キャンパス]] | |[[ファイル: 20190620キバネツノトンボ幼虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_58320s.jpg|250px|thumb|right|孵化したキバネツノトンボの幼虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)|link=キバネツノトンボ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
662行目: | 662行目: | ||
|- | |- | ||
|[[ファイル: 20190620オオカマキリ幼虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_58420s.jpg|250px|thumb|right|脱皮するオオカマキリの幼虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)|link=オオカマキリ_広島大学東広島キャンパス]] | |[[ファイル: 20190620オオカマキリ幼虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_58420s.jpg|250px|thumb|right|脱皮するオオカマキリの幼虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 20, 2019)|link=オオカマキリ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
− | |[[ファイル: 20190617ハネナシコロギス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57091s.jpg|250px|thumb|right|ハネナシコロギスのオス.成虫になっても翅を欠く.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 17, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190617ハネナシコロギス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57091s.jpg|250px|thumb|right|ハネナシコロギスのオス.成虫になっても翅を欠く.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 17, 2019)|link=ハネナシコロギス_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20190618ハマベアワフキ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57365s.jpg|250px|thumb|right|ハマベアワフキの成虫.低地の草地に多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 18, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190618ハマベアワフキ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_57365s.jpg|250px|thumb|right|ハマベアワフキの成虫.低地の草地に多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 18, 2019)|link=ハマベアワフキ_広島大学東広島キャンパス]] |
|} | |} | ||
670行目: | 670行目: | ||
{| | {| | ||
|[[ファイル: 20160613ハラグロオオテントウ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56316s.jpg|250px|thumb|right|ハラグロオオテントウの成虫.大変大きなテントウムシで,10mm以上ある.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 13, 2019)|link=ハラグロオオテントウ_広島大学東広島キャンパス]] | |[[ファイル: 20160613ハラグロオオテントウ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56316s.jpg|250px|thumb|right|ハラグロオオテントウの成虫.大変大きなテントウムシで,10mm以上ある.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 13, 2019)|link=ハラグロオオテントウ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
− | |[[ファイル: 20190612ゲンジボタル成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56115s.jpg|250px|thumb|right|ゲンジボタルの成虫(オス).オスは発光器がメスよりも大きい.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 12, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190612ゲンジボタル成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56115s.jpg|250px|thumb|right|ゲンジボタルの成虫(オス).オスは発光器がメスよりも大きい.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 12, 2019)|link=ゲンジボタル_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20190614ノコギリカミキリ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56637s.jpg|250px|thumb|right|ノコギリカミキリの成虫(オス).ニセノコギリカミキリに似るが,本種のほうが前胸の光沢が強い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 14, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190614ノコギリカミキリ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56637s.jpg|250px|thumb|right|ノコギリカミキリの成虫(オス).ニセノコギリカミキリに似るが,本種のほうが前胸の光沢が強い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 14, 2019)|link=ノコギリカミキリ_広島大学東広島キャンパス]] |
|- | |- | ||
− | |[[ファイル: 20190614コガネムシ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56665s.jpg|250px|thumb|right|コガネムシの成虫.キャンパスでは生態実験園の林縁に生える植物上に多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 14, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190614コガネムシ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56665s.jpg|250px|thumb|right|コガネムシの成虫.キャンパスでは生態実験園の林縁に生える植物上に多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 14, 2019)|link=コガネムシ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20190610キマワリ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55569s.jpg|250px|thumb|right|キマワリの成虫.立ち枯れした木や生木の幹についている場合が多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 10, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190610キマワリ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55569s.jpg|250px|thumb|right|キマワリの成虫.立ち枯れした木や生木の幹についている場合が多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 10, 2019)|link=キマワリ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20190610オオヒラタシデムシ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55584s.jpg|250px|thumb|right|オオヒラタシデムシの成虫.動物の死骸やその他腐食物を食べる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 10, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190610オオヒラタシデムシ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55584s.jpg|250px|thumb|right|オオヒラタシデムシの成虫.動物の死骸やその他腐食物を食べる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 10, 2019)|link=オオヒラタシデムシ_広島大学東広島キャンパス]] |
|} | |} | ||
681行目: | 681行目: | ||
{| | {| | ||
− | |[[ファイル: 20190610クロアナバチ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55554s.jpg|250px|thumb|right|クロアナバチの成虫.キリギリスの幼虫を捕らえている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 10, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190610クロアナバチ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55554s.jpg|250px|thumb|right|クロアナバチの成虫.キリギリスの幼虫を捕らえている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 10, 2019)|link=クロアナバチ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20190611サトジガバチ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55834s.jpg|250px|thumb|right|休むサトジガバチの成虫.ヤマジガバチに似るが,より小型で中胸背板に皺がある.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 11, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190611サトジガバチ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55834s.jpg|250px|thumb|right|休むサトジガバチの成虫.ヤマジガバチに似るが,より小型で中胸背板に皺がある.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 11, 2019)|link=サトジガバチ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20190611ヒメスズメバチ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55879s.jpg|250px|thumb|right|ヒメスズメバチの成虫(メス).オオスズメバチや他のスズメバチに似るが,腹部の先端が黒いのが特徴.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 11, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190611ヒメスズメバチ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55879s.jpg|250px|thumb|right|ヒメスズメバチの成虫(メス).オオスズメバチや他のスズメバチに似るが,腹部の先端が黒いのが特徴.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 11, 2019)|link=ヒメスズメバチ_広島大学東広島キャンパス]] |
|} | |} | ||
689行目: | 689行目: | ||
{| | {| | ||
− | |[[ファイル: 20190610ハラビロカマキリ幼虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55623s.jpg|250px|thumb|right|ハラビロカマキリの幼虫.腹部を上げる姿が特徴的.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 10, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190610ハラビロカマキリ幼虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55623s.jpg|250px|thumb|right|ハラビロカマキリの幼虫.腹部を上げる姿が特徴的.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 10, 2019)|link=ハラビロカマキリ_広島大学東広島キャンパス]] |
|[[ファイル: 20190612ナナフシモドキ幼虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56105s.jpg|250px|thumb|right|ナナフシモドキの幼虫.エダナナフシに似るが,触角がより短い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 12, 2019)|link=ナナフシモドキ_広島大学東広島キャンパス]] | |[[ファイル: 20190612ナナフシモドキ幼虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56105s.jpg|250px|thumb|right|ナナフシモドキの幼虫.エダナナフシに似るが,触角がより短い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 12, 2019)|link=ナナフシモドキ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
− | |[[ファイル: 20190611スゲドクガ幼虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55797s.jpg|250px|thumb|right|スゲドクガの幼虫.カヤツリグサ科やイネ科の植物の葉を食べる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 11, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190611スゲドクガ幼虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55797s.jpg|250px|thumb|right|スゲドクガの幼虫.カヤツリグサ科やイネ科の植物の葉を食べる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 11, 2019)|link=スゲドクガ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20190614シャチホコガ幼虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56609s.jpg|200px|thumb|right|シャチホコガの幼虫.ヒメシャチホコの幼虫に似るが,腹脚の黒斑の有無で識別できる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 14, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190614シャチホコガ幼虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56609s.jpg|200px|thumb|right|シャチホコガの幼虫.ヒメシャチホコの幼虫に似るが,腹脚の黒斑の有無で識別できる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 14, 2019)|link=シャチホコガ_広島大学東広島キャンパス]] |
|} | |} | ||
706行目: | 706行目: | ||
{| | {| | ||
− | |[[ファイル: 20190612オオミズアオ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56137s.jpg|250px|thumb|right|オオミズアオの成虫(オス).オナガミズアオに似るが,触角が茶色っぽく,翅先が丸い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 12, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190612オオミズアオ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56137s.jpg|250px|thumb|right|オオミズアオの成虫(オス).オナガミズアオに似るが,触角が茶色っぽく,翅先が丸い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 12, 2019)|link=オオミズアオ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20190611ハグルマトモエ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55810s.jpg|250px|thumb|right|ハグルマトモエの成虫(オス).オスグロトモエに似るが,前翅の2本筋が広がる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 11, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190611ハグルマトモエ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55810s.jpg|250px|thumb|right|ハグルマトモエの成虫(オス).オスグロトモエに似るが,前翅の2本筋が広がる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 11, 2019)|link=ハグルマトモエ_広島大学東広島キャンパス]]] |
− | |[[ファイル: 20190610キマダラコウモリ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55726s.jpg|200px|thumb|right|キマダラコウモリの成虫.コウモリガに似るが,前翅の銀白色紋が特徴.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 10, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190610キマダラコウモリ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55726s.jpg|200px|thumb|right|キマダラコウモリの成虫.コウモリガに似るが,前翅の銀白色紋が特徴.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 10, 2019)|link=キマダラコウモリ_広島大学東広島キャンパス]]] |
|- | |- | ||
− | |[[ファイル: 20190614ギンボシリンガ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56588s.jpg|250px|thumb|right|ギンボシリンガの成虫.白地に赤の複雑な模様が特徴的.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 14, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190614ギンボシリンガ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56588s.jpg|250px|thumb|right|ギンボシリンガの成虫.白地に赤の複雑な模様が特徴的.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 14, 2019)|link=ギンボシリンガ_広島大学東広島キャンパス]]] |
− | |[[ファイル: 20190612ウメエダシャク成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56036s.jpg|250px|thumb|right|交尾中のウメエダシャク(成虫).総合科学部棟前のアンズの木に多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 12, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190612ウメエダシャク成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56036s.jpg|250px|thumb|right|交尾中のウメエダシャク(成虫).総合科学部棟前のアンズの木に多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 12, 2019)|link=ウメエダシャク_広島大学東広島キャンパス]]] |
− | |[[ファイル: 20190614ヒョウモンエダシャク成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56596s.jpg|250px|thumb|right|ヒョウモンエダシャクの成虫.日中林間を飛ぶ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 14, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190614ヒョウモンエダシャク成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56596s.jpg|250px|thumb|right|ヒョウモンエダシャクの成虫.日中林間を飛ぶ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 14, 2019)|link=ヒョウモンエダシャク_広島大学東広島キャンパス]]] |
|} | |} | ||
718行目: | 718行目: | ||
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− | |[[ファイル: 20190612アリグモ成体メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56064s.jpg|250px|thumb|right|アリグモの成体(メス).触肢はオスほど発達しない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 12, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190612アリグモ成体メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56064s.jpg|250px|thumb|right|アリグモの成体(メス).触肢はオスほど発達しない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 12, 2019)|link=アリグモ_広島大学東広島キャンパス]]] |
− | |[[ファイル: 20190610オナガグモ成体メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55558s.jpg|250px|thumb|right|オナガグモの成体(メス).卵を保護している.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 10, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190610オナガグモ成体メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55558s.jpg|250px|thumb|right|オナガグモの成体(メス).卵を保護している.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 10, 2019)|link=オナガグモ_広島大学東広島キャンパス]]] |
− | |[[ファイル: 20190612コアシダカグモ成体メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56111s.jpg|250px|thumb|right|コアシダカグモの成体(メス).アシダカグモのメスに似るが,上顎と単眼の間の白帯が本種にはなく,また腹部後縁の黄色斑が明瞭.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 12, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190612コアシダカグモ成体メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_56111s.jpg|250px|thumb|right|コアシダカグモの成体(メス).アシダカグモのメスに似るが,上顎と単眼の間の白帯が本種にはなく,また腹部後縁の黄色斑が明瞭.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 12, 2019)|link=コアシダカグモ_広島大学東広島キャンパス]]] |
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{| | {| | ||
− | |[[ファイル: 20190603グンバイトンボ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_54875s.jpg|250px|thumb|right|グンバイトンボの成虫(オス).モノサシトンボに似るがより小型で,オスは中脚と後脚が白い軍配状になっている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 3, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190603グンバイトンボ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_54875s.jpg|250px|thumb|right|グンバイトンボの成虫(オス).モノサシトンボに似るがより小型で,オスは中脚と後脚が白い軍配状になっている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 3, 2019)|link=グンバイトンボ_広島大学東広島キャンパス]]] |
− | |[[ファイル: 20190603イボテングタケ_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_54843s.jpg|250px|thumb|right|工学部棟前のイボテングタケ.テングタケに似るが針葉樹林に多く,傘のイボが硬質.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 3, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190603イボテングタケ_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_54843s.jpg|250px|thumb|right|工学部棟前のイボテングタケ.テングタケに似るが針葉樹林に多く,傘のイボが硬質.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 3, 2019)|link=イボテングタケ_広島大学東広島キャンパス]]] |
− | |[[ファイル: 20190606クロアナバチ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55202s.jpg|250px|thumb|right|ヒメギスの幼虫を狩るクロアナバチの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 6, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190606クロアナバチ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55202s.jpg|250px|thumb|right|ヒメギスの幼虫を狩るクロアナバチの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 6, 2019)|link=クロアナバチ_広島大学東広島キャンパス]]] |
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|[[ファイル: 20190606サトキマダラヒカゲ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55265s.jpg|250px|thumb|right|サトキマダラヒカゲの成虫(メス).メスは後翅裏の色がメスより淡くなる傾向がある.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 6, 2019)|link=サトキマダラヒカゲ_広島大学東広島キャンパス]] | |[[ファイル: 20190606サトキマダラヒカゲ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55265s.jpg|250px|thumb|right|サトキマダラヒカゲの成虫(メス).メスは後翅裏の色がメスより淡くなる傾向がある.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 6, 2019)|link=サトキマダラヒカゲ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
− | |[[ファイル: 20190606ヒオドシチョウ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55252s.jpg|250px|thumb|right|ヒオドシチョウの成虫(メス).メスは翅形が幅広く,腹部が太い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 6, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190606ヒオドシチョウ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55252s.jpg|250px|thumb|right|ヒオドシチョウの成虫(メス).メスは翅形が幅広く,腹部が太い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 6, 2019)|link=ヒオドシチョウ_広島大学東広島キャンパス]]] |
− | |[[ファイル: 20190606キアシドクガ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_54913s.jpg|250px|thumb|right|キアシドクガの成虫(オス).日中林縁を盛んに飛び回る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 6, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190606キアシドクガ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_54913s.jpg|250px|thumb|right|キアシドクガの成虫(オス).日中林縁を盛んに飛び回る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 6, 2019)|link=キアシドクガ_広島大学東広島キャンパス]]] |
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|[[ファイル: 20190606キスジホソマダラ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55319s.jpg|250px|thumb|right|キスジホソマダラの成虫(メス).メスの触角は櫛型でない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 6, 2019)|link=キスジホソマダラ_広島大学東広島キャンパス]] | |[[ファイル: 20190606キスジホソマダラ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55319s.jpg|250px|thumb|right|キスジホソマダラの成虫(メス).メスの触角は櫛型でない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 6, 2019)|link=キスジホソマダラ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
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|[[ファイル: 20190607キュウシュウクロナガオサムシ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55444s.jpg|250px|thumb|right|キュウシュウクロナガオサムシの成虫(メス).広島県にはオニクロナガオサムシとチュウゴククロナガオサムシの2亜種が存在する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 07, 2019)|link=キュウシュウクロナガオサムシ_広島大学東広島キャンパス]] | |[[ファイル: 20190607キュウシュウクロナガオサムシ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55444s.jpg|250px|thumb|right|キュウシュウクロナガオサムシの成虫(メス).広島県にはオニクロナガオサムシとチュウゴククロナガオサムシの2亜種が存在する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 07, 2019)|link=キュウシュウクロナガオサムシ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
|[[ファイル: 20190606センチコガネ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55013s.jpg|250px|thumb|right|センチコガネの成虫.オオセンチコガネに似るが,体色はより地味な場合が多く,頭楯が半円形である.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 06, 2019)|link=センチコガネ_広島大学東広島キャンパス]] | |[[ファイル: 20190606センチコガネ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55013s.jpg|250px|thumb|right|センチコガネの成虫.オオセンチコガネに似るが,体色はより地味な場合が多く,頭楯が半円形である.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 06, 2019)|link=センチコガネ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
− | |[[ファイル: 20190606オジロアシナガゾウムシ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55216s.jpg|250px|thumb|right|交尾中のオジロアシナガゾウムシ.食草はクズ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 06, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190606オジロアシナガゾウムシ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55216s.jpg|250px|thumb|right|交尾中のオジロアシナガゾウムシ.食草はクズ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 06, 2019)|link=オジロアシナガゾウムシ_広島大学東広島キャンパス]]] |
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|[[ファイル: 20190606ヤマクダマキモドキ幼虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55131s.jpg|250px|thumb|right|ヤマクダマキモドキの幼虫.キャンパスでは生態実験園に多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 06, 2019)|link=ヤマクダマキモドキ_広島大学東広島キャンパス]] | |[[ファイル: 20190606ヤマクダマキモドキ幼虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55131s.jpg|250px|thumb|right|ヤマクダマキモドキの幼虫.キャンパスでは生態実験園に多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 06, 2019)|link=ヤマクダマキモドキ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
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− | |[[ファイル: 20190606チャイロアサヒハエトリ成体オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55162s.jpg|250px|thumb|right|チャイロアサヒハエトリの成体(オス).メスに比べると歩脚が非常に細長く,ハエトリグモとしては独特な見た目をしている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 06, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190606チャイロアサヒハエトリ成体オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55162s.jpg|250px|thumb|right|チャイロアサヒハエトリの成体(オス).メスに比べると歩脚が非常に細長く,ハエトリグモとしては独特な見た目をしている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 06, 2019)|link=チャイロアサヒハエトリ_広島大学東広島キャンパス]]] |
− | |[[ファイル: 20190606ヤマシロオニグモ成体_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55313s.jpg|250px|thumb|right|ヤマシロオニグモの成体(メス背白型).腹背の模様は変異が大きい.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 06, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190606ヤマシロオニグモ成体_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55313s.jpg|250px|thumb|right|ヤマシロオニグモの成体(メス背白型).腹背の模様は変異が大きい.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 06, 2019)|link=ヤマシロオニグモ_広島大学東広島キャンパス]]] |
− | |[[ファイル: 20190607サワガニ成体メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55512s.jpg|250px|thumb|right|サワガニの成体(メス).メスの腹節は半円形で,左右の第1歩脚(はさみ)の大きさにほとんど差がない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 07, 2019)]] | + | |[[ファイル: 20190607サワガニ成体メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55512s.jpg|250px|thumb|right|サワガニの成体(メス).メスの腹節は半円形で,左右の第1歩脚(はさみ)の大きさにほとんど差がない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 07, 2019)|link=サワガニ_広島大学東広島キャンパス]]] |
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|[[ファイル: 20190607トビズムカデ成体_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55516s.jpg|250px|thumb|right|トビズムカデの成体.コガネムシ類の幼虫を捕食している.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 07, 2019)]] | |[[ファイル: 20190607トビズムカデ成体_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_55516s.jpg|250px|thumb|right|トビズムカデの成体.コガネムシ類の幼虫を捕食している.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 07, 2019)]] |
2019年11月4日 (月) 12:08時点における版
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キャンパスで現在見られる動物の情報です.写真や名前をクリックすると解説ページに移動します(黄色く反転しているリンクは作成中のページです).解説ページの写真はクリックすると拡大します.
2019
10月
- 2019.10.26-11.3 11月3日(日)はふれあいビオトープにて生物の観察会がありました.多くの水生生物を観察することができたのでその一部を紹介します.
キャンパスの各所で晩秋を告げる蛾が見られます.ヒメヤママユやミノウスバはその代表格で,後者は生態実験園で多く見られます.フクラスズメは成虫で越冬するガです.
キャンパス内のクスノキでクスベニヒラタカスミカメを確認しました.2015年に国内で初確認された外来種で,近畿地方を中心に爆発的に増加しています.写真の右下に写っているように,クスノキの葉を食害して濃い赤色の食痕を残します.そのほか晩秋を告げる虫であるトゲアリの女王アリやヒメカマキリ,ヒメツチハンミョウに加えて,幼虫または成虫の状態で越冬する虫(オツネントンボ,アカスジキンカメムシなど)を観察することができました.
10月
- 2019.10.21-23 東広島キャンパスでヤマカガシの幼蛇を観察することができました.キャンパス周辺でもヤマカガシの色彩変異は多様で,他にも黄色が目立つ個体や白っぽい個体も見られます.そのほか各地でキアシナガバチのオスやクロスズメの幼虫が見られました.アシナガバチのオスは毒針を持たず,秋になると観察する機会が増えます.
先週のハイイロセダカモクメのように,人の目を欺く巧みな擬態をする昆虫はキャンパスでも様々なものが見られます.コマダラウスバカゲロウは所謂アリジゴクの仲間ですが,幼虫はすり鉢状の巣は作らず,岩肌や地表を覆う地衣類を身にまとって獲物を待ちます.アケビコノハは翅を閉じていると枯葉にそっくりですが,危険を感じると目玉のような派手な後翅の模様を見せつけて威嚇します.ホソミオツネントンボは越冬前は体が茶褐色であり,枯れ枝に紛れることができます.
キャンパスではニホンアカガエルをはじめとして両生類や爬虫類が多いですが,同時に路上に現れた個体が轢死することも少なくありません.そのような死骸を好んで集まる虫としてヨツボシモンシデムシがいます.シデムシ類の中でも鮮やかな模様が目を引く種です.そのほか同様に動物の死骸や糞に集まるセンチコガネや,ヨモギの葉を食べるヨモギハムシなどの甲虫を観察することができました.
- 2019.10.15-16 東広島キャンパスでシロマダラを観察することができました.夜行性のヘビであるため人目につかず,しばしば幻のヘビとして報道されていますが,キャンパスでも個体数は少なくないようです.そのほか巧みにヨモギの花序に擬態するハイイロセダカモクメの幼虫や,交接するアカサビザトウムシなどが見られました.
東広島キャンパスでは様々なシジミチョウが見られます.笹薮で見られるゴイシシジミは翅表の黒斑が大きく,碁石のような模様をしています.また,日本のシジミチョウとしては珍しく,幼虫が肉食性でネザサにつくアブラムシを捕食します.ウラギンシジミはクズ原などで見られ,性的二型のため雌雄で翅表の模様が異なります.気温が低く,よく晴れた日に翅を開くので色の違いを観察しやすくなります.
そのほか成熟したナツアカネのオスやヘビのようなベニスズメの幼虫,ドーム状の巣を張るアシナガサラグモなどを観察することができました.
- 2019.10.7-11 東広島キャンパスでは、在来種に限定すると5種類のカマキリを観察することができます.チョウセンカマキリは湿った草地に多く,ふれあいビオトープなどで見る機会が多いです.オオカマキリはキャンパス全域の林縁部などに多く,時折大きい獲物を捕らえている姿が見られます.ヒメカマキリは小さなカマキリで少し発見が難しいですが,オスは外灯に飛来していることが多いです.
秋の東広島キャンパスでは,至る所でアカネ属のトンボが数多く見られます.「赤とんぼ」を代表するアキアカネやナツアカネはもちろん,翅の先に暗色班のあるコノシメトンボやリスアカネ,小型なヒメアカネやマイコアカネなどです.多くの種が山中池や角脇調整池などのため池周辺で観察することができます.
キャンパスではササキリのような鳴く虫だけではなく,個性的なバッタ目の昆虫が見られます.アリの巣で生活するアリヅカコオロギ科の一種であるテラニシアリヅカコオロギは,ケアリ亜属の巣に寄生します.夏場に成虫が見られたコロギスやハネナシコロギスはもう幼虫が出現しており,このまま冬を越します.
秋型のチョウも見られます.東広島キャンパスではツマグロキチョウが比較的多く,生態実験園などでキタキチョウとともに観察することができます.クロコノマチョウはとまっていると枯葉にそっくりなチョウで,薄暗い林縁部で見られます.コウモリガは細長い体と太い前中脚が特徴的で,灯りにしばしば飛来します.クロメンガタスズメの幼虫は非常に大きく,尾角が巻いており小突起が並ぶことが特徴です.
毎週金曜日の野鳥調査でノスリが確認されました.これでキャンパスで確認された鳥類は69種になりました.また,オオバンの飛来も確認されました.モズが「キチキチキチキチ……」と高鳴きしています.キャンパスの野鳥については「東広島キャンパスの鳥類相」もご覧ください.
- 2019.09.30-10.4 東広島キャンパスではツクツクボウシなど多くのセミが姿を消していますが,チッチゼミは盛んに鳴いています.チッチゼミは晩秋まで観察することができます.また,成熟したキトンボやウラナミシジミ,鳴く虫のクマコオロギなど秋の到来を感じさせる昆虫が見られました.
夜には秋を告げる様々なガが見られます.クスサンとヤママユはともにヤママユ科の大型蛾で,眼状紋が特徴的です.ウスバツバメガはサクラ並木などでよく見られます.
個性的なクモ類も見られました.カトウツケオグモは珍種とされていますが,ががら山の林縁部でしばしば確認されています.ビジョオニグモは日中葉を巻いた巣に身を隠していますが,日が暮れると円網の中で獲物を待ちます.ワキグロサツマノミダマシはキャンパスで広く見られ,サツマノミダマシという近縁種も見られます.
9月
- 2019.09.23-27 夜のキャンパスでは様々な秋の虫が鳴いています.有名なマツムシやエンマコオロギはそれぞれ「チンチロリン」「コロコロリー」と鳴き,秋の風物詩として親しまれてきた存在です.また,名はあまり知られていませんがクマスズムシも見られ,こちらも「リンリンリン」と美しい声で鳴きます.いずれもキャンパスの陸上競技場の近くで鑑賞することができます.
- 2019.09.20 毎週金曜日の野鳥調査の際,ぶどう池でヒドリガモのオス1羽を初認しました.また,コサメビタキを確認しました.これから冬鳥が飛来する季節になります.東広島キャンパスの野鳥については,「東広島キャンパスの鳥類相」という特集ページをご覧ください.
- 2019.09.16-20 キャンパスでは多くの両生類や爬虫類を観察することができます.今週はヒバカリとニホンマムシの幼蛇を観察することができました.マムシの幼蛇は尻尾が黄色いことが特徴です.また,休むシュレーゲルアオガエルのメスを観察することができました.
秋の虫が鳴いています.陸上競技場周辺ではスズムシやマツムシに加え,カンタンとヒロバネカンタンの鳴き声が聞こえます.両種は外見が非常に似ていますが,前者は「ルルルルルル...」と鳴き,後者は「フィリー・フィリー」と鳴きます.また,ヌルデの樹上には翅をもつナナフシであるタイワントビナナフシが見られます.
キャンパスでは初記録となるネキトンボを観察することができました.また,陣ヶ平山のため池でオオコオイムシを確認することができました.そのほか角脇調整池周辺の林縁部の獣糞からコブマルエンマコガネを見つけたり,テニスコートの灯りに飛来したホソバスズメを観察したりすることができました.
- 2019.09.13 キャンパス内でミンミンゼミとツクツクボウシが鳴いています.間もなくセミのシーズンも終わりです.秋の虫の鳴き声が聞かれるようになりました.ハラビロカマキリの成虫が見られ,コバネアオイトトンボがキャンパスのため池に集まっています.
8月
- 2019.08.05-09 東広島キャンパスでは様々なバッタ目の成虫が見られます.各地で絶滅が心配されているセグロイナゴや独特な顔のショウリョウバッタ,アシグロツユムシなどを観察することができました.
灯りや樹液にはガが見られます.枯葉に見える翅をもつクチバスズメや,枝に見えるクロツマキシャチホコ,白い帯模様が特徴のシロスジカラスヨトウなどです.また,蛇のような姿をしたベニスズメの幼虫を観察することができました.
東広島キャンパスは夏真っ只中でミンミンゼミも鳴き始めましたが,夜はエンマコオロギやスズムシの鳴き声が聞こえてくるようになり,秋の兆しも感じられます.また,オオカマキリの成虫やツクツクボウシなどを観察することができました.そしてサムライアリがクロヤマアリの巣を襲撃して奴隷狩りをする様子も見られました.
イナズマハエトリやヤマジハエトリなどのハエトリグモやクリチャササグモを観察することができました.
小型のイラガ類の幼虫も観察することができました.いずれもユニークな姿をしていますが棘には毒があるので触らないよう注意が必要です.
- 2019.07.29-08.02 東広島キャンパスでアオダイショウとヒバカリとニホンマムシを観察することができました.アオダイショウとヒバカリはともにナミヘビ科のヘビで,毒はありません.しかしマムシはクサリヘビ科のヘビで,大変危険な毒を持ちます.キャンパスでは主に陸上競技場の周辺の林縁部で見られるため,その周辺を通るときは咬まれないようご注意ください.
夜のキャンパスでは,様々な昆虫の羽化の様子を観察することができます.乾ききっていない半透明の翅はどの昆虫であろうと美しく,神秘性を感じられます.
クマゼミやツクツクボウシも鳴き始めました.クマゼミはアカデミック地区内では少ないですが,交番裏のサクラ並木やキャンパス外周のケヤキ並木で鳴き声を聞くことができます.また,セスジアシナガサシガメというナナフシのような特徴的な見た目をしているカメムシを観察することができました.
樹液ではアオカナブンを観察することができました.カナブンに比べるとキャンパスでの個体数は少ないようです.また,角脇調整池周辺でガムシが見られました.ゲンゴロウに匹敵する大型の水生甲虫です.バッタの多い乾燥した草地では狩りバチのキアシハナダカバチモドキを観察することができました.環境省RDBで絶滅危惧II類に指定されている希少なハチです.
ため池では数多くのトンボが見られます.開けて水生植物の豊かなため池ではギンヤンマやタイワンウチワヤンマを観察することができます.前者は休みなく飛び回っていますが後者は水面に突き出た枝や杭にとまっていることが多いです.また少数ながらアジアイトトンボも見られました.木々に囲まれ日照の悪いため池ではヤブヤンマが見られます.
バッタ目の昆虫も多くが成虫になっています.夜は林縁部でミドリササキリモドキが見られ,ハヤシノウマオイの鳴き声が響き渡ります.昼は限られた草地でクルマバッタの姿が見られます.
アオスジアゲハやジャコウアゲハなどアゲハチョウの仲間も観察することができました.また,アケビコノハの成虫も見られました.
7月
- 2019.07.22-26 東広島キャンパスでは梅雨が明けて,現在キノコがあちらこちらで確認されています.キタマゴタケもその一つで,卵のような白いツボから傘が出てきます.またヤマトヒロバカゲロウや夜間樹上で休息するハンミョウ(ナミハンミョウ)なども観察することができました.
キャンパスでは直翅目の昆虫がたくさん見られます.しかし,ヤブキリは生息域が狭く,農場や池ノ上学生寮周辺など鏡山に近い林縁部でしか見られません.また,カマドウマ類は主にマダラカマドウマ,カマドウマ,モリズミウマの3種が観察されます.
夜の樹液に集まる昆虫は当然ながらカブトムシやクワガタムシなどの甲虫だけではありません.ヤガ科のシタバガ亜科(シロシタバやキシタバなど)やオオトモエなども集まります.また,灯火にはセダカシャチホコやモンクロシャチホコも見られます.コシロシタバは環境省RDBで準絶滅危惧種に指定されています.
また,キャンパスの各所でイラガの仲間の幼虫が見られます.距離を置いて観察する分には危険ではありませんが,作業中や木の下をくぐり抜ける際に誤ってこれらのケムシに触れると毒針が刺ってしまい激しい痛みを伴いますのでご注意ください.また,トゲに触れるとビリビリと痛みを感じることから「デンキムシ」という地方名が存在します.
夜は夜行性のクモが営巣する姿が見られます.トリノフンダマシ類は特殊な水平円網を張り,オニグモは垂直円網を張ります.
その他観察することができた雑木林の昆虫を紹介します.
- 2019.07.15-17 東広島キャンパスでヒグラシを観察することができました.生態実験園などの林内に入ると驚いて飛んで逃げることが多いです.また,ニイニイゼミとアブラゼミの羽化を観察することができました.
東広島キャンパスでトゲグモ,タカネトンボ,コオイムシを観察することができました.トゲグモは腹部が硬質でドクロのような模様があることが特徴です.タカネトンボは陣が平山の林縁部でゆったりと飛翔していました.コオイムシは角脇調整池で見られ,生態実験園などに多いオオコオイムシとは生息場所を異にしているようです.
オオモンクロクモバチが狩ったコアシダカグモを運ぶ様子や,休むキイロスズメバチ,カバキコマチグモの産室などを観察することができました.キイロスズメバチは攻撃性が高く,ときに人にも危害を及ぼす恐れがあります.またカバキコマチグモは強い毒をもつと言われていますが,無理やり産室をこじ開けたり,成体をむやみに掴んだりしなければ基本的に安全です. その他様々な甲虫を観察することができました.
バッタ目の昆虫も昼夜問わず多数観察することができました.マダラバッタは乾燥した草地に,ヒメギスは草深い藪に多いです.
その他クロバネツリアブやスズメガ類の幼虫が見られました.
- 2019.07.11-12 東広島キャンパスでアブラゼミが発生しています.また,シュレーゲルアオガエルがふれあいビオトープや生態実験園で上陸しています.コナラやアベマキの生える林内ではアイタケが見られます.
キャンパスではトリノフンダマシ類も多く観察することができます.昼は植物の葉裏で休んでいますが,日没とともに巣を張りはじめます.
キャンパスの南部ではコロギスとタンボコオロギを観察することができました.また,ふれあいビオトープの林縁ではササキリの初齢幼虫を観察することができました.
キャンパスで見られた個性的なイモムシを紹介します.
その他見られた生き物を紹介します.
キャンパスでコシアカツバメやツバメが飛んでいます.また,変態したニホンアマガエルも観察することができます.
雑木林ではシロスジカミキリが見られます.また,キャンパスの材置き場ではカミキリムシやタマムシの仲間など様々な甲虫類を観察することができます.
キャンパス中のため池でチョウトンボが舞っていたり,ウチワヤンマが縄張りを張っていたりしています.また,南方系のナナフシであるタイワントビナナフシの幼虫を観察することができました.
昼行性のガであるスキバホウジャクや,その他の夜行性のガやイモムシなどを観察することができました.
狩りバチや寄生バチ,スズメバチの仲間も観察することができました.
キャンパスでは,鹿児島以南の島々に分布するオオスミコガネグモや南西諸島に分布するナガマルコガネグモを除けば,日本産コガネグモ属の全種を観察することができます.
6月
夜のキャンパスではシンジュサンが灯りに飛来することがあります.また,オオウラギンスジヒョウモンはアザミで吸蜜する姿が,ウラナミアカシジミが各所のアベマキやクヌギの若木の周りで見られます.
キャンパスではヤマカガシをはじめとした毒のある生き物も見られます.観察する場合はむやみに触る,刺激するなどしないようご注意ください.
また,キリギリスの仲間が発生しています.今週はホシササキリとキリギリス(ニシキリギリス)を観察することができました.
キャンパスではヤンマの黄昏飛翔を観察することができます.また,生態実験園の水田ではオオシオカラトンボの産卵も見られます.
その他トゲアリやハエトリグモ,カミキリムシ,ウシカメムシ,スジアオゴミムシなどを観察することができました.
- 2019.06.17-21 夜のキャンパスの生き物の様子を紹介します.山中谷川や角脇川ではゲンジボタルが見頃を迎えています.またクワガタムシなど樹液に集まる虫も活発になっています.
山中谷川ではホタルだけではなく,5種類以上と多くのアメンボを観察することができます.今回はその一部を紹介します.
キャンパス内の水辺ではいつも様々なトンボを観察することができます.今回紹介しているアオヤンマ,グンバイトンボ,ベニイトトンボはいずれも環境省のレッドデータブックにて準絶滅危惧種に指定されています.
チョウも多くの種類を観察することができます.オオヒカゲは発生が進んでおり,ふれあいビオトープでも確認することができます.
ガも多数観察することができました.ヤホシホソマダラは環境省のレッドデータブックにて準絶滅危惧種に指定されています.
中~大型のコガネムシも観察することができます.いずれも様々な広葉樹の葉を食べます.
その他見られた生き物を紹介します.
- 2019.06.10-14 キャンパスでハラグロオオテントウが羽化しています.ハラグロオオテントウは大型のテントウムシで,名前の通り腹面が黒いことが特徴です.また,山中谷川や角脇川でゲンジボタルが飛んでいます.その他ノコギリカミキリやコガネムシ,キマワリなど,様々な甲虫を観察することができます.
キャンパス内でクロアナバチやサトジガバチといった狩りバチやヒメスズメバチなど様々なハチが見られます.オオスズメバチやキイロスズメバチといった攻撃性の高い種も見られるので刺激しないよう注意が必要です.
色々な昆虫の幼虫を観察することができました.スゲドクガの幼虫は環境省RDBで準絶滅危惧種に指定されています.
生態実験園やぶどう池でコシアキトンボが飛んでいます.また,未成熟のアオイトトンボもキャンパス各所で見られます.アブの仲間ではムシヒキアブ科のシオヤアブも発生しています.
キャンパスではシャクガ類をはじめとした蛾の仲間を観察することができます.
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その他アリグモやオナガグモといった独特なクモ類を観察することができました.
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- 2019.06.03-07 ふれあいビオトープ周辺でグンバイトンボとイボテングタケを,生態実験園でクロアナバチを観察することができました.グンバイトンボは県のRDBで準絶滅危惧種に指定されており,河川や水路の改修で減少しています.オスは白い軍配状の脚が大変目を引きます.
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東広島植物園でサトキマダラヒカゲとヒオドシチョウを,生態実験園でキアシドクガとオビガの幼虫を,ふれあいビオトープでキスジホソマダラとマツカレハを観察することができました.キアシドクガはときに大発生するガで,名前にドクガとつきますが一生を通して毒を持ちません.またマツカレハは毒針をもつケムシで,同じく毒を持つタケカレハの幼虫とともにふれあいビオトープに多いので観察には十分ご注意ください.
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山中池周辺でキュウシュウクロナガオサムシを,生態実験園でセンチコガネとオジロアシナガゾウムシ,ヤマクダマキモドキ,ニシムネアカオオアリを観察することができました.オジロアシナガゾウムシはパンダのような模様をしており,クズの茎などに多いです.
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生態実験園でチャイロアサヒハエトリ,ふれあいビオトープでヤマシロオニグモ,山中池周辺でサワガニ,東広島植物園でトビズムカデを観察することができました.サワガニはキャンパスでは山中谷川に多いですが,ふれあいビオトープを流れる湧水でも見つかることがあります.また,トビズムカデは10cmを超える巨体で,少し触れただけでも咬みつこうとする上に毒を持つのでご注意ください.
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5月
- 2019.05.30-31 ふれあいビオトープでサラサヤンマとモノサシトンボを,生態実験園でアサヒナカワトンボを観察することができました.サラサヤンマとモノサシトンボはともにキャンパス内に広く分布しています.
ふれあいビオトープでヒメジャノメ,ヒカゲチョウ,オオヒカゲを観察することができました.いずれも成虫は眼状紋(目玉模様)をもつチョウです.ヒカゲチョウは先週紹介したクロヒカゲに酷似していますが,全体的に明るい色をしています.
生態実験園でラクダムシを,ふれあいビオトープでヤマトクサカゲロウとヒメクロゴキブリを観察することができました.クサカゲロウの仲間は頭部の模様で識別をすることができます.
生態実験園でマイマイカブリとヨツボシゴミムシ,コガシラアオゴミムシを観察することができました.ゴミムシの仲間は地表をせわしなく動き回っています. またふれあいビオトープ付近でアオハナムグリとオバボタル,ゴボウゾウムシ,ハスジカツオゾウムシを,生態実験園でヤナギハムシとハラグロオオテントウを観察することができました.オバボタルは成虫が光らないホタルで,幼虫は陸生です.
植物園でコガタノミズアブを,ふれあいビオトープでミスジガガンボ,チュウガタコガネグモを観察することができました.コガタノミズアブの幼虫は水棲であるため,水田や湿地の周辺で見られます.
- 2019.05.21-24 生態実験園でシュレーゲルアオガエルの抱接を,陣ヶ平山周辺でナキイナゴを観察することができました.ナキイナゴはバッタ類の中では出現が早く,6月頃から見られます.丈の長いススキなどが生えた草原で「シャカシャカ」と音を立てて鳴きます.
植物園でクロスジギンヤンマ,ヨツボシトンボ,ショウジョウトンボを観察することができました.これら3種のトンボは激しく縄張り争いを行っている様子でした.
同じく植物園でアカサシガメ,シマサシガメ,アカスジキンカメムシを観察することができました.サシガメ類は肉食で他の昆虫の体液を吸いますが,アカスジキンカメムシは植物の汁を吸います.
クロオオアリ及びムネアカオオアリの結婚飛行が始まろうとしています.キャンパスの至る所で翅をつけた女王アリや,巣の周りで待機する雄アリのようすを観察することができました. また,ふれあいビオトープでオオイシアブとチャイロオオイシアブを観察することができました.この2種は酷似しているため,識別が少し難しいです.
発見の小径でアサマイチモンジとクロヒカゲとキンモンガを,植物園でベニオビヒゲナガを観察することができました.ヒゲナガガ類はオスの触角が非常に細長いのが特徴で,キャンパスではほかにシロオビヒゲナガやクロハネシロヒゲナガなどを観察することができます. イモムシではアケビコノハやホタルガ,シロシタホタルガを観察することができました.ホタルガとシロシタホタルガはともに刺激されると有毒な分泌液を出すので,観察にはご注意ください.
生態実験園でウバタマムシとヒメイトアメンボとヤマトシリアゲを,植物園でカタオカハエトリとヒトリコゲチャハエトリとキアシナガバチを観察することができました.ヤマトシリアゲはキャンパスで最も普通に見られるシリアゲムシ類で,オスの腹部の先端は鋏状になっておりオス同士での争いやメスとの交尾に用いられます.カタオカハエトリの旧称はカキイロハエトリで,その名の通りオスは第1脚が鮮やかな柿色をしていますが,今回紹介しているメスは地味な体色です.
- 2019.05.10-17 教育学部棟周辺でイソヒヨドリ,生態実験園でニホンアカガエルの幼体とシュレーゲルアオガエルのオタマジャクシ,ふれあいビオトープでシュレーゲルアオガエルの成体.理学部棟周辺でニホンヤモリを観察することができました.
ふれあいビオトープでムカシヤンマとタベサナエとフタスジサナエ,山中池でオオヤマトンボとクロイトトンボ,植物園でヤマサナエを観察することができました.ムカシヤンマは県の,フタスジサナエは国のRDBで準絶滅危惧種に指定されています.
学生プラザ付近でウンモンスズメ、生態実験園でダイミョウセセリとヒメウラナミジャノメ,山中池周辺でイボタガ,ふれあいビオトープでヒオドシチョウとルリイロスカシクロバを観察することができました.
生態実験園でエゴツルクビオトシブミとヒメクロオトシブミとカシルリオトシブミを,キャンパス北部でシロオビナカボソタマムシとアカガネサルハムシを,ががら山でニワハンミョウを観察することができました.
ががら山でトビイロツノゼミ,キャンパス北部でウシカメムシ,ふれあいビオトープでハルゼミの抜け殻を観察することができました. また,生態実験園でメガネアサヒハエトリ,工学部棟周辺でチャイロアサヒハエトリを観察することができました.
- 2019.05.07-10 キャンパス内でキバネツノトンボ,植物園でアカスジキンカメムシ,キャンパス南部でトサハエトリを観察することができました.キバネツノトンボは広島県のRDBで準絶滅危惧種に指定されている昆虫です.
キャンパス内でニホンイシガメ,生態実験園でクロスジギンヤンマ,ヨツボシトンボを観察することができました.ほかにもヤマサナエやクロイトトンボなど,各種トンボが続々と羽化しています.
キャンパス南部でカバキコマチグモ,オオイシアブ,ウバタマコメツキを観察することができました.カバキコマチグモはキャンパスでは特に南部に多く,毒を持つクモです.ススキの葉の先がちまき状に巻かれているのは本種の産室であるため,不用意に触れたり開けたりしないよう十分にご注意ください.
4月
- 2019.04.20-26 キャンパス内でハルゼミが鳴いています.高所で鳴くことが多いため,姿を確認することが難しいです.
植物園でアオオビハエトリとアダンソンハエトリ,シラホシコゲチャハエトリを観察することができました.アダンソンハエトリは屋内でよく見られるハエトリグモで,アオオビハエトリやシラホシコゲチャハエトリも垣根や植木鉢の上でよく見られるため,いずれも身近な存在です.
植物園でニッポンヒゲナガハナバチ,ぶどう池横のドウダンツツジでコマルハナバチとオオスズメバチを観察することができました.
陣ヶ平山周辺でオスクロハエトリ,ニホンジネズミ(ジネズミ),アオゲラを観察することができました.ニホンジネズミは東広島キャンパスの哺乳類相調査でも確認されています.
ふれあいビオトープでシュレーゲルアオガエルとクビキリギスとヤサアリグモを観察することができました.シュレーゲルアオガエルとクビキリギスは夜のふれあいビオトープで鳴く姿が観察できます.
ふれあいビオトープでセモンジンガサハムシ,生態実験園でイチモンジカメノコハムシ,植物園でバラルリツツハムシを観察することができました.セモンジンガサハムシとイチモンジカメノコハムシは非常によく似ていますが,食樹や体の大きさ,模様などが異なります.
陣ヶ平山でシオヤトンボ,角脇調整池でオツネントンボ,生態実験園でアサヒナカワトンボを観察することができました.ヤマサナエやクロスジギンヤンマの発生も確認しています.
植物園でニホンミツバチとセグロアシナガバチを,ぶどう池でキムネクマバチ(クマバチ)を観察することができました.4月になると藤の花の周りや林縁部でクマバチのオスがホバリングをする姿がよく観察されますが,羽音が大きいだけで人を刺すことはありませんのでご安心ください.
植物園でナガメ,生態実験園でイカリモンガ,ぶどう池周辺でタベサナエ,ナミハナムグリ,シマヘビ,クロセンブリ,生物生産学部農場でナミテントウ,シラヒゲハエトリ,オオハサミムシを観察することができました.
- 2019.04.6-12 4月になり,クモや昆虫の活動が活発になってきました.ふれあいビオトープでオオハエトリとマダラスジハエトリ,生態実験園でアオオビハエトリを観察することができました.オオハエトリとマダラスジハエトリは針葉樹林を好むため,アカマツの多い東広島キャンパスでは比較的よく見られます.
また,陣ヶ平山でイボタガと,ツチイナゴ,植物園周辺でエゾヨツメを観察することができました.イボタガとエゾヨツメはともに春に見られる代表的な大型蛾で,写真では分かりませんがエゾヨツメの翅表には鮮やかな青い目玉模様があります.
発見の小径ではイタドリハムシやツマキチョウ,ビロードツリアブ,ニホンカナヘビ,ホソミオツネントンボ,ミズカマキリ,メミズムシなどを観察することができました.
3月
- 2019.03.27 生態実験園やふれあいビオトープでシュレーゲルアオガエルが鳴き始めました.オスはあぜの土の中に穴を掘り,鳴き声でメスを呼びます.白い泡に包まれた卵塊を土の中に産み付けます.鳴き声はよく響き聞こえますが,姿を見るのは難しいカエルです.広島県版のシュレーゲルアオガエルの解説ページはこちら.
- 2019.03.01 メジロがウメやカワヅザクラ(河津桜),アセビなど様々な花の蜜を吸っている様子が観察できました.
- 2019.03.01 ニホンアカガエルの幼生(オタマジャクシ)が泳ぎ始めました.また,今年もニホンヒキガエルの卵塊が確認でき繁殖していることが分かりました.カスミサンショウウオは,卵のうの中で泳ぎ始めました.このカスミサンショウウオですが,先日出た論文で分類の再検討がなされ,9種に分かれました.東広島市のものは「アキサンショウウオ」とされ,東広島キャンパスのものもアキサンショウウオに相当します.
2月
- 2019.02.15-22 ニホンアカガエルのふ化が始まっています.カスミサンショウウオの卵も発生が進んで尾芽胚と呼ばれる段階になっています.また,山中池でオオバンが流木に登っており,普段見ることがない脚を観察できました.
- 2019.02.10 キャンパス内のため池でハシビロガモやオシドリ,ホシハジロ,コガモなどの水鳥を観察することができました.ハシビロガモは数匹~数十匹が渦を描くように泳ぐことでプランクトンを渦の中心に集め,それを採食します.
- 2019.02.08-09 毎週金曜日の野鳥調査でツグミなどを観察することができました.翌日にはキャンパス内のため池でトモエガモ,カイツブリなどを観察することができました.また,ニホンジカや各種昆虫,クモ類なども観察することができました.
- 2019.02.03 ニホンアカガエルの産卵とカスミサンショウウオを観察することができました.「東広島キャンパスのニホンアカガエル」のページと「広島県のニホンアカガエル」のページもご覧ください.
- 2019.02.1 ふれあいビオトープでニホンアカガエルの抱接中のペアを観察することができました.「東広島キャンパスのニホンアカガエル」のページと「広島県のニホンアカガエル」のページもご覧ください.
1月
- 2019.01.17-18 今週見られた野鳥を紹介します.ヨシガモやホシハジロ,トモエガモなどの水鳥の他,ハイタカやシメ,ルリビタキ,モズ,ホオジロが観察できました.東広島キャンパスの野鳥については,「東広島キャンパスの鳥類相」のページもご参照ください.
- ガの繭も複数見つけることができました.落葉によって秋まで木陰に隠れていたものが観察しやすくなっています.
- 2019.01.04 明けましておめでとうございます.今年初めの野鳥調査では,2005年10月以来久しぶりにトモエガモのメスが観察できました.また,先週同様メジロがヤマハゼの果実を採食していました.他にツグミやジョウビタキなどの冬鳥も見ることができました.東広島キャンパスの野鳥については,「東広島キャンパスの鳥類相」のページもご参照ください.
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- 2021年の東広島キャンパスの生き物(下半期)
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