6行目: |
6行目: |
| *[[東広島キャンパスの花ごよみ|植物のページはこちら(東広島キャンパスの花ごよみ)]] | | *[[東広島キャンパスの花ごよみ|植物のページはこちら(東広島キャンパスの花ごよみ)]] |
| ==2021== | | ==2021== |
− | ===トピックス===
| |
− | *東広島キャンパスで再び[[ムネアカハラビロカマキリ_広島大学東広島キャンパス|ムネアカハラビロカマキリ]]が発見されました.キャンパスでは2019年に初めて確認されました.在来の[[ハラビロカマキリ_広島大学東広島キャンパス|ハラビロカマキリ]]に比べ大型で,名前通り胸部が全体的に赤いのが特徴です.本種は中国原産の外来種で,在来種を駆逐することが懸念されています.個別ページに詳細な識別方法が掲載されていますので,キャンパス内で発見された場合は情報提供をお願いします.
| |
− |
| |
− | <gallery mode="nolines" widths="250" heights="250">
| |
− | ファイル: 20210831ムネアカハラビロカマキリ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_235643s.jpg|250px|thumb|right|ムネアカハラビロカマキリの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎,Aug. 31, 2021)|link=ムネアカハラビロカマキリ_広島大学東広島キャンパス
| |
− | ファイル: 20210831ムネアカハラビロカマキリ胸部_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_235678s.jpg|250px|thumb|right|ムネアカハラビロカマキリの成虫(オス).前胸腹板が全体的に赤い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 31, 2021)|link=ムネアカハラビロカマキリ_広島大学東広島キャンパス
| |
− | ファイル: 20191009ムネアカハラビロカマキリ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_81833s.jpg|250px|thumb|right|ムネアカハラビロカマキリの成虫(メス).赤で囲った前脚腿節の顆粒が[[ハラビロカマキリ_広島大学東広島キャンパス|ハラビロカマキリ]]より明らかに多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Oct. 9, 2019)|link=ムネアカハラビロカマキリ_広島大学東広島キャンパス
| |
− | </gallery>
| |
| ===10月=== | | ===10月=== |
| *2021.10.24-31 雨が降ると活発になる生き物のひとつが陸生貝類(カタツムリやナメクジのなかま)です.久しぶりの雨で[[セトウチマイマイ_広島大学東広島キャンパス|セトウチマイマイ]]や[[ヤマナメクジ_広島大学東広島キャンパス|ヤマナメクジ]]が這っていました.[[セトウチマイマイ_広島大学東広島キャンパス|セトウチマイマイ]]は樹上性で建物の壁や樹木の上で見られ,軟体部背面に濃色の条線が入るのが特徴です.殻に入る模様や色は個体間の変異が大きく,見ていて飽きさせない魅力があります.[[ヤマナメクジ_広島大学東広島キャンパス|ヤマナメクジ]]はきのこが大好物の大型のナメクジで,道を這っていてその大きさに仰天したことのある方も多いのではないでしょうか.また,大型の[[イズモマイマイ_広島大学東広島キャンパス|イズモマイマイ]]はキャンパス内での生息域が限られており,見ることができたらちょっとラッキーです. | | *2021.10.24-31 雨が降ると活発になる生き物のひとつが陸生貝類(カタツムリやナメクジのなかま)です.久しぶりの雨で[[セトウチマイマイ_広島大学東広島キャンパス|セトウチマイマイ]]や[[ヤマナメクジ_広島大学東広島キャンパス|ヤマナメクジ]]が這っていました.[[セトウチマイマイ_広島大学東広島キャンパス|セトウチマイマイ]]は樹上性で建物の壁や樹木の上で見られ,軟体部背面に濃色の条線が入るのが特徴です.殻に入る模様や色は個体間の変異が大きく,見ていて飽きさせない魅力があります.[[ヤマナメクジ_広島大学東広島キャンパス|ヤマナメクジ]]はきのこが大好物の大型のナメクジで,道を這っていてその大きさに仰天したことのある方も多いのではないでしょうか.また,大型の[[イズモマイマイ_広島大学東広島キャンパス|イズモマイマイ]]はキャンパス内での生息域が限られており,見ることができたらちょっとラッキーです. |
68行目: |
60行目: |
| ファイル: 20210830チッチゼミ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_234991s.jpg|250px|thumb|right|チッチゼミの成虫(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 30, 2021)|link=チッチゼミ_広島大学東広島キャンパス | | ファイル: 20210830チッチゼミ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_234991s.jpg|250px|thumb|right|チッチゼミの成虫(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 30, 2021)|link=チッチゼミ_広島大学東広島キャンパス |
| </gallery> | | </gallery> |
| + | ===トピックス=== |
| + | *東広島キャンパスで再び[[ムネアカハラビロカマキリ_広島大学東広島キャンパス|ムネアカハラビロカマキリ]]が発見されました.キャンパスでは2019年に初めて確認されました.在来の[[ハラビロカマキリ_広島大学東広島キャンパス|ハラビロカマキリ]]に比べ大型で,名前通り胸部が全体的に赤いのが特徴です.本種は中国原産の外来種で,在来種を駆逐することが懸念されています.個別ページに詳細な識別方法が掲載されていますので,キャンパス内で発見された場合は情報提供をお願いします. |
| | | |
| + | <gallery mode="nolines" widths="250" heights="250"> |
| + | ファイル: 20210831ムネアカハラビロカマキリ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_235643s.jpg|250px|thumb|right|ムネアカハラビロカマキリの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎,Aug. 31, 2021)|link=ムネアカハラビロカマキリ_広島大学東広島キャンパス |
| + | ファイル: 20210831ムネアカハラビロカマキリ胸部_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_235678s.jpg|250px|thumb|right|ムネアカハラビロカマキリの成虫(オス).前胸腹板が全体的に赤い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Aug. 31, 2021)|link=ムネアカハラビロカマキリ_広島大学東広島キャンパス |
| + | ファイル: 20191009ムネアカハラビロカマキリ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_81833s.jpg|250px|thumb|right|ムネアカハラビロカマキリの成虫(メス).赤で囲った前脚腿節の顆粒が[[ハラビロカマキリ_広島大学東広島キャンパス|ハラビロカマキリ]]より明らかに多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Oct. 9, 2019)|link=ムネアカハラビロカマキリ_広島大学東広島キャンパス |
| + | </gallery> |
| ===8月=== | | ===8月=== |
| *2021,08.01-23 夜のキャンパス内では鳴く虫が発生しています.ウマオイ類は林縁部や草地に見られる肉食性のキリギリスで,キャンパスでは[[ハヤシノウマオイ_広島大学東広島キャンパス|ハヤシノウマオイ]]と[[ハタケノウマオイ_広島大学東広島キャンパス|ハタケノウマオイ]]が混生しています.[[ハヤシノウマオイ_広島大学東広島キャンパス|ハヤシノ]]は「スィーーー・チョン」とゆっくりとしたテンポで鳴き,[[ハタケノウマオイ_広島大学東広島キャンパス|ハタケノ]]は「シ・チョン!シ・チョン!」と早いテンポで鳴くことで識別できます(形態による識別は困難).丈の高い[[ススキ]]が茂る草地では,[[カヤキリ_広島大学東広島キャンパス|カヤキリ]]が見られます.日本最大級のキリギリスで,「ジャーーーーー」と非常に大きい声で鳴きます. | | *2021,08.01-23 夜のキャンパス内では鳴く虫が発生しています.ウマオイ類は林縁部や草地に見られる肉食性のキリギリスで,キャンパスでは[[ハヤシノウマオイ_広島大学東広島キャンパス|ハヤシノウマオイ]]と[[ハタケノウマオイ_広島大学東広島キャンパス|ハタケノウマオイ]]が混生しています.[[ハヤシノウマオイ_広島大学東広島キャンパス|ハヤシノ]]は「スィーーー・チョン」とゆっくりとしたテンポで鳴き,[[ハタケノウマオイ_広島大学東広島キャンパス|ハタケノ]]は「シ・チョン!シ・チョン!」と早いテンポで鳴くことで識別できます(形態による識別は困難).丈の高い[[ススキ]]が茂る草地では,[[カヤキリ_広島大学東広島キャンパス|カヤキリ]]が見られます.日本最大級のキリギリスで,「ジャーーーーー」と非常に大きい声で鳴きます. |