広島県の貴重植物
提供: 広島大学デジタル博物館
ナビゲーションに移動検索に移動広島大学 > デジタル自然史博物館 > メインページ > 郷土の植物 > 広島県の植物相と植生 > 広島県の貴重植物 | 広島県植物誌 / 広島県植物誌補遺
広島県の貴重植物(広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会 1997)
表3にいわゆる“環境庁RDB”(レッドデータブック)といわれる「我が国における保護上重要な植物種および植物群落の研究委員会植物種分科会(1989)」に記載されている種と,広島県(1995)による広島県RDB載録種をまとめた.
近年,開発計画や環境保護行政において,このような貴重種を重視する方向に傾き,これまでの環境全体の保全という考えが薄らぎつつあることは憂慮される.本来,自然界に存在する種の中に,貴重種や普通種という区別はないのであって,いずれも生態系を構成するメンバーとして重要な役割を担っているのである.「貴重種さえ移植すればいい」という思想は,厳に戒めなければならない.
目次
関連ページ
- 黎明期
- 明治・大正より昭和前期(1868~1945年)
- 戦後(1945年)~現代
本章の引用文献
広島大学 > デジタル自然史博物館 > メインページ > 郷土の植物 > 広島県の植物相と植生 > 広島県の貴重植物 | 広島県植物誌 / 広島県植物誌補遺