広島県から記載された種子植物

提供: 広島大学デジタル博物館
2015年5月27日 (水) 18:00時点におけるIkeda (トーク | 投稿記録)による版
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広島県から記載された種子植物(広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会 1997

上述したササ類のチュウゴクザサやオヌカザサなどのように,広島県で最初に発見され,新種として学界に発表された植物は表2にまとめられている.フランスの宣教師フォーリー(U. Faurie)が1903年に,東北帝国大学の招聘教授であったオーストリアのモーリッシュ(H. Molisch)が1924年に,それぞれ宮島で採集したコケ植物の中には新種が多く,また広島大学にコケ植物の研究者が多い関係から,広島県から新種として発表されたコケ植物は多い.しかし,表2では,種子植物について,広島県から記載されたものをまとめた.