広島大学総合博物館(2022)
- 広島大学総合博物館(編). 2022. 東広島キャンパスの自然観察. 140 pp. NextPublishing Authors Press.
ノート
- 広島大学総合博物館,広島大学博物誌出版ワーキンググループ (担当:共編者(共編著者))
- 故青山幹男博士(元長野県蘭植物園園長,広島大学技術センター緑環境アドバイザー)の原稿をもとに編集したものです.
- 第2版, 2022年4月18日
- 植物学に造詣の深かった故青山幹男氏(元長野県蘭植物園園長,広島大学技術センター緑環境アドバイザー)の残された図鑑草稿に広島大学の動植物を専門とする教職員7名(山口富美夫教授,池田秀雄名誉教授,中坪孝之教授,坪田博美准教授,清水則雄准教授,佐藤大規学芸職員,塩路恒生東広島市植物園職員)が増補追記し,職員・学生等の協力を得ながら出版にこぎつけました.
内容
- 広島大学東広島キャンパスは敷地面積250 ha(東京ドーム約53個分の面積)を誇るエコキャンパスです.古くから地域住民の薪炭林として管理され里山の豊かな動植物がひっそりと生息していました。教職員や学生の調査によりこのキャンパスには絶滅危惧種が100種類(2022年4月時点)も確認され、身近な里山の自然を知る絶好の教材となっています。
- 本書は、広島大学総合博物館・広島大学東広島植物園を中心に学内の動植物の専門家が集まり製作した「身近な里山の自然を知る」ための自然観察図鑑です。危険生物や春の七草、秋の七草、季節ごとに見られる動植物、その文化的利用や課題(外来種問題、竹林の拡大など)など、私達の身近に見られる動植物の不思議と現状、そして提言を写真とイラストを多用してフルカラーで分かりやすく解説しています。
- 里山の自然教育や自然観察の教材として,是非ご利用下さい.
ISBN
- ISBN-10
- 4802092415
- ISBN-13
- 978-4802092418