ラショウモンカズラ
提供: 広島大学デジタル博物館
ナビゲーションに移動検索に移動ラショウモンカズラ Meehania urticifolia (Miq.) Makino
シソ科 Lamiaceae (Labiatae) > ラショウモンカズラ属 Meehania
解説
花冠の長さが4-5 cmの紫色の花をつける多年生草本.山地の林床などに生育するが,古生層や石灰岩地に多い傾向があり,とくに崖錘地形の礫が多い場所に群生する.
和名は大きな花の形から由来する.源頼光の家来であった渡辺綱が,平安京(京都)の正門である羅生門(羅城門)に住む鬼を退治をした際に切り落とした鬼の腕に見立てたもの.「羅生門」については青空文庫へ
花期
5月中旬(写真は2004年5月16日に撮影).
分布
広島県では,吉備高原面から中国山地の渓谷などに分布する.
慣用名
- ラショウモンカヅラ
備考
- 環境庁コード: 48660
文献(出典)
- 広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(編). 1997. 広島県植物誌. Pp. 832. 中国新聞社, 広島.
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