「ラショウモンカズラ」の版間の差分
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2021年6月1日 (火) 21:41時点における最新版
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ラショウモンカズラ Meehania urticifolia (Miq.) Makino
シノニム
その他
分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > シソ科 Lamiaceae > ラショウモンカズラ属 Meehania
解説
- 花冠の長さが4-5 cmの紫色の花をつける多年生草本.
- 山地の林床などに生育するが,古生層や石灰岩地に多い傾向があり,とくに崖錘地形の礫が多い場所に群生する.
- 和名は大きな花の形から由来する.源頼光の家来であった渡辺綱が,平安京(京都)の正門である羅生門(羅城門)に住む鬼を退治をした際に切り落とした鬼の腕に見立てたもの.「羅生門」については青空文庫へ
- 上村・吉野(2021)は,本種の品種としてあつかわれるモモイロラショウモンカズラ Meehania urticifolia (Miq.) Makino f. rubra T.B.Leeを廿日市市から報告している.
花期
- 5月中旬(写真は2004年5月16日に撮影).
分布・産地・天然記念物
分布
- 広島県では,吉備高原面から中国山地の渓谷に分布し,とくに崖錐地形で礫の多い所に群生する.古生層や石灰岩地帯に多い傾向がある.
産地
天然記念物
標本
- 吉和村中津谷(yw-1734),三段峡(yw-5076),加計町澄合(yy-2571),広島市宇賀峡(yw-1306),府中町水分峡(yy-1114),吉舎町品の滝(km-4096),三良坂町細谷(mt-7600),総領町御調谷(yw-7335),甲奴町品の滝(ns-2262),世羅町戸張(ns-1254),甲山町男鹿山(ns-457),三次市畠敷(mt-17253),口和町宮内(hn-922),帝釈峡(sf-5666),新市町金丸(sf-5473),高野町神之瀬湖岸(km-7593),神之瀬峡(mt-17574),油木町阿下川(hh-11519)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
- ラショウモンカヅラ
英名
広島県方言
備考
- 環境庁コード: 48660
文献(出典)
- 堀川ほか(1959),河毛(1974),山下(1977),土井(1983),吉野(1989),関ほか(1994),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
引用文献
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