ヤクシソウ

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ヤクシソウ Youngia denticulata (Houtt.) Kitam.

シノニム

その他

分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > キク科 Asteraceae(Compositae) > オニタビラコ属 Youngia

解説

  • 越年草で,冬期に根生葉は紫色を帯び奇異な感じがする.
  • 花の時には根生葉は消失する.
  • 時に,葉の欠刻の著しいものがありハナヤクシソウ[f. pinnatipartita (Makino)Kitam.]という.

花期

  • 晩秋,10月から11月に開花し,黄色の花をつける.

分布・産地・天然記念物

分布

  • 広島県では,島嶼部から中国山地まで広く分布し,道路のり面,崩壊地,林縁などに多い.

産地

天然記念物

標本

  • 大竹市後飯谷(km-5963),極楽寺山(yw-7213),広島市畑賀(hh-3872),府中町石井城(yw-1843),熊野町宮前(yw-14995),東広島市鏡山(mt-15026),呉市休山(mt-7897),上蒲刈島(mh-11243),本郷町用倉(yy-12842),久井町宇根山(sf-8829),三原市筆影山(yk-4491),向島(yk-8373),尾道市久山田町(yk-3680),甲山町魚切渓谷(ns-1395),布野村女亀山(yw-5193),三良坂町小塩野(kk-858),総領町黒目上(yy-10041),油木町貝原(sf-8053),口和町田口(kk-2446),君田村船山(yw-11525),高野町神之瀬湖(kk-3105),神石郡三和町星居山(yt-624),府中市七つ池(sf-1635),新市町宮内(yk-9922),神石町草木(sf-3359),御調町大塔(yk-3725),沼隈町横倉(sf-3443),福山市赤坂町(sf-4073),帝釈峡(sf-5593),神辺町東中条(sf-10257)
  • ハナヤクシソウ:湯来町阿弥陀山(hh-5890),宮島(rn-6331)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

英名

広島県方言

備考

  • 環境庁コード: 60390

文献(出典)

  • 堀川ほか(1959),関ほか(1975),土井(1983),山下(1988),関ほか(1994),渡辺ほか(1996),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
  • ハナヤクシソウ:呉市教育委員会(1970)

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