「モミ 広島大学東広島キャンパス」の版間の差分

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*マツ科の常緑高木.
 
*マツ科の常緑高木.
 
*樹皮は灰色~暗灰色で鱗片状に浅く剥がれる.
 
*樹皮は灰色~暗灰色で鱗片状に浅く剥がれる.
*葉先は鋭形だが,若木のものは鋭く2裂する.裏面に灰白色の気孔帯が2条ある.
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*葉は線形扁平で,裏面に灰白色の気孔帯が2条ある.葉先は2裂し,成木では鈍頭であるが,若木のものは鋭く尖る.
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*日本固有で,本州の東北地方以南・四国・九州にかけて分布する.東北地方では太平洋沿岸を中心に分布するが,秋田県能代市の「母体(もたい)のモミ林」は秋田県の天然記念物に指定されている.
  
 
==ギャラリー==
 
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2021年9月19日 (日) 22:37時点における版

モミ(広島県東広島市鏡山 東広島キャンパスサタケ広場; 撮影: 中村 創, Jan. 25, 2021)
モミの葉(広島県東広島市鏡山 東広島キャンパスサタケ広場; 撮影: 中村 創, Jan. 25, 2021)

モミ(東広島キャンパスの植物)

和名

学名

  • Abies firma Siebold et Zucc.

分類

  • マツ科 Pinaceae

分布

  • 本州(秋田県・岩手県以南)・四国・九州(屋久島まで)の山地に生える.

東広島キャンパスの花期

  • 調査中

特徴

  • マツ科の常緑高木.
  • 樹皮は灰色~暗灰色で鱗片状に浅く剥がれる.
  • 葉は線形扁平で,裏面に灰白色の気孔帯が2条ある.葉先は2裂し,成木では鈍頭であるが,若木のものは鋭く尖る.
  • 日本固有で,本州の東北地方以南・四国・九州にかけて分布する.東北地方では太平洋沿岸を中心に分布するが,秋田県能代市の「母体(もたい)のモミ林」は秋田県の天然記念物に指定されている.

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