ミヤマヨメナ

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ミヤマヨメナ Miyamayomena savatieri (Makino) Kitam.

シノニム

その他

分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > キク科 Asteraceae(Compositae) > ミヤマヨメナ属 Miyamayomena

解説

  • 染色体数が2n=18の2倍体と36の4倍体が知られている.
  • ミヤマヨメナの園芸品をミヤコワスレといい,花色が濃紫色や紅紫色などがあり,よく庭園に栽培される.

花期

  • 花は白色で6月に開花し,群生地では美しい.

分布・産地・天然記念物

分布

  • 広島県では,吉備高原面から中国山地に分布する.
  • 渓側に群生することが多いが,中国山地の尾根筋のブナ林の林床にも生育している.ブナ林では雪解けによる湿潤な立地ができるためと思われる.

産地

天然記念物

標本

  • 弥栄峡(rn-10120),豊平町丁川(yy-14862),佐伯町栗栖(mt-13823),広島市福王寺山(km-1878),福富町段原山(km-5055),高宮町式敷(km-63398),三良坂町灰塚(kk-1671),吉舎町品の滝(km-4101),三次市尾関山(hh-7662),総領町光(mt-12094),吉舎町知和(kk-1778),君田村櫃田(km-7419),口和町竹地谷(hh-7034),高野町笹谷(yy-5131),三原市垣内(sf-9236),神石郡三和町星居山(yy-14907),神石町永野(um-11001),山野峡(mf-47),西城町毛無山(ts-424)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

  • ノシュンギク

英名

広島県方言

備考

  • 環境庁コード: 58740

文献(出典)

  • 堀川ほか(1959),広島県民の森(1972),土井(1983),関ほか(1983b),山下(1988),関ほか(1996),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)

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