ミヤコアオイ
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ミヤコアオイ Heterotropa aspera F.Maek.
シノニム
その他
- Heterotropa aspera F. Maekawa(広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会 1997で採用.)
解説
- 花期はサンヨウアオイより早く,2月~3月に開花する.雄しべは12個で,がく筒はくびれない.
- 広島県内のサンヨウアオイとミヤコアオイの分布については,桧山・山手(1984)で詳しく報告されている.サンヨウアオイが広島県の南西部に分布し,ミヤコアオイは東部を中心に広い範囲に分布している.
花期
- 2月~3月
分布・産地・天然記念物
分布
吉備高原面から沿岸部に分布し,広島県の本属としてはもっとも広く分布し,古生層地帯に多い傾向がある.県西部ではサンヨウアオイと稀に混生している.
産地
天然記念物
標本
- 佐伯町(km-4455),広島市(yy-14614),廿日市市(hh-6965),三良坂町(kk-1735),加計町(yy-12004),高宮町(yy-12485),本郷町(yy-12865),三次市(mt-14506),湯来町(rn-6758),作木村(rn-10553),沼隈町(sf-3438),福富町(km-5001),東広島市(yy-14481),新市町(sf-5507),福山市(sf-5496),君田村(yw-10922),河内町(sf-6090),御調町(yk-7693),府中市(sf-256),口和町5232(hn-463),尾道市(yk-1793)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
英名
広島県方言
備考
- 環境庁コード: 19780
- 環境庁RDB
文献(出典)
- 河毛(1974),青山・須田(1984),檜山・山手(1984),鈴木・吉野(1990b),関ほか(1994),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
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