ミナミメダカ
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ミナミメダカ Oryzias latipes
分類
動物界 Animalia > 脊索動物門 Chordata > 脊椎動物亜門 Vertebrata > 硬骨魚綱 Osteichthyes > 条鰭亜綱 Actinopterygii > ダツ目 Beloniformes > メダカ科 Adrianichthyidae > メダカ属 Oryzias > ミナミメダカ Oryzias latipes
解説
- 太平洋側は岩手県南部以南,四国,九州,南西諸島,日本海側は京都府から山口県まで分布.
- 河川の緩流部や止水環境,池沼,汽水域に生息する日本固有種.
- 全長3~4 cm,頭部は扁平で口は小さく,斜め上向きで,雌雄は臀鰭(しりびれ)の形で区別される.
- 背鰭は6軟条,臀鰭は 15~22軟条で,別種のキタノメダカとは体側鱗に黒い縁取りがなく,染みのような斑点がないことで区別される.
- 近年,遺伝的な差異から,本種は9つの地方型に分類された.本県の個体群はミナミメダカ西瀬戸内型と考えられる.
(解説は広島県RDB2021より引用)
天然記念物・RDB
- 環境省RDBカテゴリ:絶滅危惧II類(VU)
- 広島県RDBカテゴリ(2003):絶滅危惧I類(CR+EN)
- 広島県RDBカテゴリ(2011):準絶滅危惧(NT)
- 広島県RDBカテゴリ(2021):準絶滅危惧(NT)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
- メダカ
英名
- Japanese rice fish
- Japanese medaka
- Japanese killifish
広島県方言
備考
参考文献
- 比婆科学教育振興会(編). 1994. 広島県の淡水魚, 増補改訂版. 239 pp. 中国新聞社, 広島.
- 内藤順一. 2022. ミナミメダカ. 広島県(編), 広島県の絶滅のおそれのある野生生物「レッドデータブックひろしま2021」. 広島県.(2023年12月8日閲覧)
- 中坊徹次(編). 2013. 日本産魚類検索 全種の同定, 3版. xlix + xxxii + xvi + 2428 pp. 東海大学出版会, 秦野.
- 田口 哲. 2014. フィールドガイド 淡水魚識別図鑑 日本で見られる淡水魚の見分け方. 256 pp. 誠文堂新光社, 東京.
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