ミズスマシ

提供: 広島大学デジタル博物館
2024年8月16日 (金) 17:32時点におけるTArimura (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動検索に移動

広島大学 > 広島大学デジタルミュージアム > デジタル自然史博物館 > 動物総合ページ > 郷土の動物 > 広島県の昆虫 > ミズスマシ| 広島県の動物図鑑 / 和名順

ミズスマシ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 有村拓真, Feb. 20, 2024)

ミズスマシ(ナミミズスマシ) Gyrinus japonicus (Sharp, 1873)

分類

節足動物門 Arthropoda > 昆虫綱 Insecta > コウチュウ目 Coleoptera > オサムシ亜目 Adephaga > ミズスマシ科 Gyrinidae > ミズスマシ亜科 Gyraininae > ‎ミズスマシ属 Gyrinus > ミズスマシ Gyrinus japonicus

解説

  • 体長6.0-7.5mm. 日本産ミズスマシ属の中ではやや大型種. 黒色楕円状の体で金属光沢, 点刻列があり背面はよく隆起する.
  • 水質が良好な止水から談流域で見られ5-6月ごろに植物表面に産卵する.
  • 水面を走るように泳ぎ, しばしば同じ場所で高速回転する.
  • 東広島キャンパスでは, 生態実験園で見られた.

分布・産地・天然記念物・RDB

分布

  • 本州, 四国, 九州、
  • 朝鮮半島, 中国, ロシア極東部

産地

  • 呉市,三原市,尾道市,福山市,府中市,三次市,庄原市,東広島市,廿日市市,安芸高田市,江田島市,熊野町,坂町,北広島町,大崎上島町,世羅町,神石高原町(広島県RDBカテゴリ 2021)

天然記念物・RDB

  • 環境省RDBカテゴリ:絶滅危惧II類(VU)
  • 広島県RDBカテゴリ(2003):該当なし
  • 広島県RDBカテゴリ(2011):該当なし
  • 広島県RDBカテゴリ(2021):絶滅危惧II類(VU)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

英名

広島県方言

ギャラリー

関連ページ

参考文献

  • 中島 淳・林 成多・石田和男・北野 忠・吉富博之. 2020. ネイチャーガイド 日本の水生昆虫. 352 pp. 文一総合出版, 東京.

広島大学 > 広島大学デジタルミュージアム > デジタル自然史博物館 > 動物総合ページ > 郷土の動物 > 広島県の昆虫 > ミズスマシ| 広島県の動物図鑑 / 和名順