ホザキノミミカキグサ

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ホザキノミミカキグサ (広島県東広島市鏡山 東広島植物園; 撮影: 有村拓真, Sep. 25, 2023)
ホザキノミミカキグサ(広島県世羅郡世羅町 せら夢公園; 撮影: 垰田 宏, Aug. 22, 2010)
ホザキノミミカキグサの葉(ムラサキミミカキグサによく類似するが本種の方が丸い葉となる) (広島県東広島市鏡山 東広島植物園; 撮影: 有村拓真, Sep. 25, 2023)

ホザキノミミカキグサ Utricularia caerulea L.

シノニム

その他

分類

維管束植物門 Tracheophyta > 種子植物亜門 Spermatophytina > 被子植物上綱 Angiospermae > モクレン綱 Magnoliopsida > キク上目 Asteranae > シソ目 Lamiales > タヌキモ科 Lentibulariaceae > タヌキモ属 Utricularia

旧分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > タヌキモ科 Lentibulariaceae > タヌキモ属 Utricularia

解説

  • 草丈は高く,大きいものは20 cmくらいになる.
  • 地上葉は小さく,長さ2~3.5 mm,へら形.食虫植物で,捕虫のうは地下葉につくが,少ない.
  • 花は薄紫色,がくに乳頭状の突起がある.
  • 果実は球形で耳かき形ではない.
  • 県内の個体数は, 普通でムラサキミミカキグサよりも多く, ミミカキグサより小さい.

花期

分布・産地・天然記念物

分布

  • 広島県では,島嶼部から吉備高原面に分布し,日当たりのよい湿地,湿原で,ほかの植物があまり生えていない所に群生する.ミミカキグサより少ない.

産地

天然記念物・RDB

  • 該当なし

標本

  • 大竹市谷和(rn-6234),宮島(ts-499),八千代町佐々井(rn-7773),極楽寺山(mt-11420),府中町水分峡(zt-1029),倉橋島(hh-7471),福富町大谷山(km-5534),東広島市八本松町(ms-4371),大和町津久(yy-11404),本郷町用倉(yy-6792),世羅町田打(ns-635),世羅西町六反田(ns-314),三良坂町羽木(kk-1580),甲山町小世良(ns-538),尾道市木庄町市原(yk-1765),福山市川谷(sf-1738),甲奴町弘法山(sf-2058)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

英名

広島県方言

備考

  • 環境庁コード: 52170

ギャラリー

様々なタイプ

関連ぺージ

類縁種

文献(出典)


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