ベニバナセンブリ
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ベニバナセンブリ Centaurium minus Moen.
シノニム
その他
- Centaurium minus Moench[広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)で採用.]
分類
維管束植物門 Tracheophyta > 種子植物亜門 Spermatophytina > 被子植物上綱 Angiospermae > モクレン綱 Magnoliopsida > キク上目 Asteranae > リンドウ目 Gentianales > リンドウ科 Gentianaceae > シマセンブリ属 Centaurium
旧分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > リンドウ科 Gentianaceae > シマセンブリ属 Centaurium
解説
- ヨーロッパ原産で,薬用植物として大正年間に日本に渡来したが,帰化状態になっているのが確認されたのは,呉市で太刀掛優が見つけたのが日本で最初である.これは久内(1960)によって報告された.
花期
- 花は明るい紅色で8月に開花し,その頃に春に発芽した小苗が見られるが,これは来年開花するので,二年草(越年草)である.
分布・産地・天然記念物
分布
- 広島県では,各地で見つかり,最近では,道路のり面の吹き付けにも現れている.
産地
- ヨーロッパ原産.
天然記念物
- 呉市天「日本最初のベニバナセンブリの侵入群落」(群落の遷移が進んで消滅し,指定も解除された)
標本
- 広島市五日市町(ts-800809),呉市豊栄新開(mt-14887),倉橋島(ts-970223)
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
英名
広島県方言
ギャラリー
備考
- 環境庁コード: 44395
- 帰化
文献(出典)
- 久内(1960),太刀掛(1968),(1982),土井(1983),小山ほか(1987),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)
引用文献
- 久内清孝.1960. ベニバナセンブり呉市に出現.植物研究雑誌 35(8): 256.
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