「ヒメコマツ」の版間の差分

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2010年4月5日 (月) 10:52時点における版

ヒメコマツ(ゴヨウマツ) Pinus parviflora Siebold & Zucc.

[= Pinus himekomatsu Miyabe & Kudô]; [= Pinus pentaphylla Mayr var. himekomatsu (Miyabe & Kudô) Makino]

マツ科 Pinaceae >マツ属 Pinus

解説

常緑針葉高木.中国山地の渓谷や岩峰に稀に分布し,県西部に偏っている.寺社や庭園にも植栽.盆栽で「宮島五葉(ミヤジマゴヨウ)」が有名であるが,宮島には自生は見つかっていない.

五葉をもつマツ属の一種.


分布・産地・天然記念物

  • 千代田町天「今田の五葉松」,御調町天「丸河南の五葉松」,東城町天「長者が原山の五葉松],油木町天「渡辺家の五葉松」,高野町天「実相寺の五葉松」.

標本

  • 戸河内町十方山(ti-1),芸北町雄鹿原峡(yy-6231).

慣用名

広島県方言

備考

  • 環境庁コード: 9050

文献(出典)

  • 広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(編). 1997. 広島県植物誌. Pp. 832. 中国新聞社, 広島.
  • 佐々木・安藤 1963
  • 環境庁 1979
  • 関ほか 1983b

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